2017年12月29日

現在考B【樹木から教えられたこと:大波の越え方】

これからますます激動の時代となるけれど、といって、もはやニュースを見て一喜一憂する必要はかえって無くなっていくと思う。
なぜなら、国内のものであれ海外のものであれ、メディアにも知識人といわれる人々の口にも、もはや真実はのぼらなくなるからだ。
それどころか、かえってこれらの場では、いまだ「諸論」があるかのような装いが蔓延してゆくだろうと思う。

古い構造体の洗脳から目を覚まさない場合、「諸論」の装いに振り回されつづけることとなり、不安や恐れや絶望ばかり口にしながら歩むこととなる。
不安や恐れは、道を誤る最大の要因。
人々の視界を遮る濃霧となる。

それよりも、「自己」というアンテナを高高度にかかげ、その広い視野に行く先のナビゲートを託す方がずっと安全だ。
「天意の采配に自己を明け渡す」といっても良いかもしれない。
「天」は恐るべき完璧さで「個」をあるべきように動かす。
そして、天とは自己そのものなのだ。

高高度のアンテナに託せば託すほど、必要なときに必要な方角から、「これは」と思う情報が必ずもたらされる。
それらの情報は、すべての人に個人仕様にしつらえられているため、どれほど遠回りに見えようと、結果、最短かつ最も安全な道が選ばれていたことを、後になって知ることとなる。

「安全な道」は、ときに苦難に見えることもあるかもしれない。
例えば現在では、その類の苦難を、リストラ、退職、倒産、転職などの仕事環境の失敗や変化、抑鬱や身体的な病気、離婚などの様々な「苦」としか思えない出来事として味わうこととなり、人生のターニングポイントを迎えている人々も多くいる。

けれど、一見「弱者」となって転落を見たかに思えるその苦難が、実は「後に来るもっと大きな苦難」から救済されるための道であったと知る人は多い。

「天は自らを助くるものを助く」

「自己の真実の心」を一心に信じ「本来の自己」に背かない者だけが、アンテナを高高度にかかげる方法を見いだす。

生まれたときから、ずっと共にあった「自己」と、今こそ強く手を結ぶ必要があると思う。
もはや誤った世界が見せる混乱した情報に振り回されている時ではない。

「もっとも正確な筋書き」を持っているはずの「自己」は、すべての人にとって、生まれたときからずっといちばん近くにあったものなのである。 

 
posted by 草子 at 19:48| 表現、その他についての考察

2017年12月27日

現在考A【樹木から教えられたこと:新しい船に関する現代の神話】

切り倒された大樹は、大規模にも中規模にも小規模にも、むこう10年はいかない程度の未来に関する資料集のように機能し、海際に立っていた。

現代の神話

旧時代の構造体が「幻想」として虚実をとり混ぜて練りあげてきた「見かけ上の名誉、名声、栄光、功績、成功、権威」などについて。
これらのものは、この数年の間に次々その実態を露呈させ、倒壊してゆく。
「暴かれたもの」の中には、未だ古い構造体の残存エネルギーによって辛うじて立っているものもあるが、それもこの数年で倒れ、流される。
もともと幻であった名声や功績は、幻らしくあとかたもなく消える。そして未来に何をも残さず終わることとなる。
怒濤といってよいスピードで訪れるそれらの現象を、私たちはこれからおおいに目撃する。

「古い構造体」が見せる幻想への執着を捨てられない人々は、重い衣を脱ぐことが出来ないばかりか、さらに重ねて衣を着、そのうえ重い荷物まで担ごうとする。
「溜め込んだ荷物によってしか救われない」「持っている荷の重さで価値が決まる」という幻想から目を覚まさないためだ。
持ち物が重いほど動きが遅くなることに気づく人と、そうではない人に分かれてゆく。

そして、「古い価値」を燃料にして動く「古い構造体」の船は、重い衣をまとった動きの遅い人々を、つぎつぎと飲み込んでゆく。
ひととき、多くを飲みこんだ「古い構造体」の船は、得体が知れないほど巨大な姿となり、権勢を誇るかのように見えるだろう。
しかし、ふくれるだけふくれた「古い構造体」の船は、やがてその自重のために海へと沈むこととなる。

「新しい価値」で動く船は、重い衣や重い荷物を捨て去った人々が乗る船である。
それは軽く速く、空を疾駆する船となる。
「古い価値」で動く船は、「新しい価値」で動く船をも飲みこもうと必死で追うが、重い船が、すみやかに空へのぼる軽い船に追いつくことは決してない。

ひとびとを「新しい価値」で動く船に案内すべく、真実の光の仕事に携わるものたちがいる。
そのものたちは、大樹が土中にめぐらした根と、その間を行き来する菌糸のネットワークによって、強固に繋がりはじめている。
地下にて育つ光たちは、互いを助け、歌を鳴き交わすように情報を交換しあい、やがて大地に無数の光の柱を立てるため、今という時を生きている。

元来、信じるべきは「自己」という高感度のナビゲーションシステムのみであった。
自己の内側にある光の中にこそ真実がある。

私たちは、光を目撃するためにこの地上に降りたことを、今やはっきりと思い出そうとしている。

posted by 草子 at 00:00| 表現、その他についての考察

2017年11月10日

11月21日(火)トークイベントのお知らせ

子どもの本の作家がバンコクで考えた「アジアの子ども達が 夢中になれる本」

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お申し込みはこちらから。予約番号が発行されます。
http://ibbyasia2017thailand.webnode.jp/talk/

メルボルン在住の作家で翻訳家の渡辺鉄太さん、坪田譲治賞作家の濱野京子さん、絵本作家、児童文学作家の陣崎草子で、バンコクでの体験についてお話します。
企画と主催はマイティブック代表で子どもの本のジャーナリスト、松井紀美子さん。
ぜひお越しくださいませ。

<開 催 日>
2017年11月21日(火)
時間:19:00〜20:30 ※受付18:30
会参加費:1000円 ※申し込み先着40名
場所:渋谷ヒカリエ カンファレンスルームC(シャトルエレベータ直通11階スカイロビー)

 
posted by 草子 at 10:05| 展示・イベント

2017年11月05日

現在考@ 日々思うところを書き残すようにしていこうかと


最近、時代の大きなうねりを感じて日々思うところが増えて来たので、たまにエッセイや考察としてブログに残してゆくことにしました。
そのうち、専用のブログを立てて移行するかもしれませんが。

【季節風大会 絵本、児童文学、短歌の批評文化の異なり】
児童文学の同人「季節風」の大会に参加し、感想を寄稿する役を仰せつかり、自分が足場を置く、絵本、児童文学、短歌のそれぞれのジャンル毎の批評文化について少々書かせていただきました。(掲載は来年かな?)

以下はその流れで、近ごろ思うところについてと、つづけて、感想文の一部抜粋です。

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現在の世について個人的に思うことはあふれるようにある。
そのひとつ、法律について。
まず、私たち人間の大部分は「法律」というものを、本来あるべき運用法とまったく逆の運用をしていると思う。
法律(ことに犯罪にかかる法律)とは本来、「罪を犯した者を罰するシステム」としてではなく、「罪を犯した者を許してゆく課程のシステム」として運用されるべきなのだ。
そうすれば、「罪」というものや「被害」というものの概念そのものが現在とはまったく異なるものになり、反転した世界像が現れる。
犯罪や戦争などの他害の様相が大幅に変化するはずだ。

しかし、上記の法律の例のように、旧来式のシステムの欠陥を見破り、概念を転覆させ、反転世界を現実に構築してゆける者は、「これから生まれるこどもたち」の中にしか現れない。
(そしてこれまでは、太古の歴史や一部の民族、ファンタジー文学など仮想世界や理想の中にしか顕現していなかった)
「これから生まれるこどもたち」は、私たちの目が急速に開かれてゆくような「本来的であり、かつ、エポックメイクに映る概念」を提示してくれる存在だ。

このような、これまで人類がその史上に積みあげた「まちがいレンガ」を取りのぞき、「反転世界」を構築、運用していく世代を迎えること、現在の世からは「逸脱した思考や行動をする存在」とみなされる「新しいこどもたち」の道行きを支え、道程の地ならしすることが、今を生き、かつ、表現の分野に携わる者の仕事になってくるだろうと考える。

「こどもは真っ白なキャンバスである」という考えは誤っている。
パウル・クレーが言うところの「死者と胎児の間の世界」から現れる赤ん坊は、無数の「智慧」と「情報更新の可能性」を携えて世に現れる。
それを社会幻想に漬け込んで崩壊させてきたのが、これまでのおとな達だ。
「こどもの本の仕事」とは、このおとな達の、目を覆いたくなるような無惨な無理解に対する懺悔の表明ですらあるといっていい。

出版システムそのものは、社会の変動に合わせて今後大激変を迎えると思うけれど、「表現」に携わる者の果たす役割は本質的には変わらない。
そして、「そのように感じ、考える者」と、旧来式のシステムと商業主義の中に居続けようとする者との極分化は、緩慢に来るというよりも、短期的な大波を体験することによって訪れると予期する。


さて、以下は「季節風」に寄せた感想文の一部抜粋。
---------------------
 批評精神や批評文化には、こういった「時代の大波」を「個=作家、あるいは作家たち」が、いかに乗りこなしたか、当人が生きた時代のなにを見破り、どのような新機軸をうち立て、どのように真実の一端を述べたかを見通す力を有します。優れた批評家は、作家や作品に対する情熱的な愛(批判もまた愛)を燃料にして、鋭い洞察力とロジカルな思考力、美しい文体を駆使しながら、時代と個人を見通し、後代に受け継ぐ仕事を果たします。
 今回、「名無し分科会」に参加させていただいて感じたことは、政治、生活、文化のあらゆる面で大変化の大波を目前に控えているだろう「今」という時代にあって、作家自身が同時代の作品を批評的に考察する力を養うことや、ときに評論という形で後に残る仕事を果たしていくこと(これについて短歌の批評文化は少々参考になるかもしれません)、また、評論の場自体を活性させることなどが、重要になってきているのかもしれないということでした。

「今」という時代の私たちは、過去の歴史の大きなうねりをふりかえっても尚、さらに大きなものとなるかもしれない「大変化」の、前夜のような時を過ごしているといっても過言ではないと、私自身は強く感じています。

 
posted by 草子 at 01:57| 表現、その他についての考察

2017年09月20日

雑誌「GINZA」にて短歌と写真のコラボレーション

雑誌「GINZA」10月号(マガジンハウス・刊)にて
コスメのコーナーで短歌と写真のコラボレーション企画に短歌を寄稿しました。
https://ginzamag.com/

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シャネルの新作香水「ガブリエル」とのコラボ記事もあります。
「ガブリエル」はココ・シャネルの本名。
シャネルが新しい香りを発表するのは十数年ぶりとのことで、ココの本名を冠された新作にはシャネルの情熱と本気が託されているのでしょう。
新時代を開く革新的な魂たちへのエールです。

写真家のYoshiaki Todaさんは御年70歳の大御所で、重厚芳潤な写真に短歌を寄せられ、非常に刺激的な仕事でした。

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posted by 草子 at 05:10| 本の仕事・著作

2017年09月18日

ペットショップにいくまえに展 2017

ペットショップにいくまえに展 2017
2017年 9月21日(木)〜10月9日(月祝)
ショップ&ギャラリー ウレシカ
*火曜・水曜休み open:12時〜20時
詳細はこちら

毎年、超話題の「ペットショップにいくまえに展」にとうとう参加させていただきます!

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犬や猫を新しく家族に迎えたいと思ったとき、お金で買うというのではなく、飼い主のいない動物をもらい受けるということが当たり前の世の中になってほしい。
絵本作家のどいかやさん作のフリーペーパー「ペットショップにいくまえに」に賛同する作家が参加。作品を展示販売いたします。

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こんな絵など、複数点を展示販売しています。
私の作品は売り上げの一部を動物の保護活動へのチャリティとさせていただきます。

《参加作家》
いぬんこ
かわかみたかこ
後藤美月
小林敏也
霜田あゆ美
陣崎草子
しんよんひ
出口かずみ
どいかや
とりごえまり
秦直也
深瀬優子
PEIACO
牧野千穂
水沢そら
DM絵:PEIACO

ペットショップにいくまえに
bikke.jp/pet-ikumae

会場では、犬の殺処分問題と対決する中学生男子の姿を活写した児童文学作品『片目の青』も販売します。

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すばらしい作家さんの中に加わらせていただき、とても嬉しいです。
私も、動物の殺処分問題は人間社会が解決せねばならない大きな問題のひとつだと思っています。

ぜひぜひ足をお運びくださいませ。
何卒よろしくお願いいたします!
 

posted by 草子 at 08:08| 展示・イベント

2017年09月11日

新刊『うっかりの玉』大久保雨咲・著、陣崎草子・絵、講談社・刊

新刊が出ました!
『うっかりの玉』大久保雨咲・著、陣崎草子・絵、講談社・刊
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なんと、江國香織さんが推薦の帯文を寄せてくださっています!
私は装丁画と中の挿絵を担当させていただきました。

本書は「児童文学」でありながらも、すべて「おとしより」の物語でまとめあげられているという、珍しい物語。
ですが、その珍しさも、大久保雨咲さんのふんわりとやわらかい中にスパッと個性が鋭く光る文章にふれると、納得です。
はじめて原稿を読ませていただいたときから、大久保雨咲さんの書かれる文章、物語にすごーくトキメキを感じました。
大久保雨咲さんにしか描くことのできない、独特の世界観や視線や言葉づかいがきらきらと光っていて、とても新鮮な読書体験を得たのでした。
雨咲さんの物語に出会わせてくださった、編集担当の松田素子さんと講談社のSさんに深く感謝申し上げます。

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帯をとった装丁はこんな感じです。
今回、雨咲さんの新鮮な物語に触発されて、自分でも新しいことをしたいなと思い、切り絵や布を使った絵にチャレンジしました。
すると、タカハシデザイン室の高橋雅之さんが、なんともいえず愛おしいチャーミングな本姿にしてくださいました。心より感謝!

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紙と布のテクスチャの違いが気持ちよいです。

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収録作は全部で6話。そのすべてがおばあさんやおじいさんの目線や人生を通して描かれているのに、不思議な文章の力によって、人の心の根深いところにある童心が揺さぶられます。
サトウキビをかじったときのような滋味深い甘やかさの中に、ふいに生と死の陰影が垣間見えてハッとしたり。

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甘さと、ちくりとした毒や哀切とユーモアの調合が、えもいわれず魅力的!
思わず目を丸めて、くすくすと笑ってしまいます。

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大久保雨咲さんのこの新鮮な物語『うっかりの玉』に、たくさんの方に出会って欲しいです。

大久保雨咲きさんは前作『ドアのノブさん』は「大人もハマる児童書」としてテレビで紹介されていました。
本作『うっかりの玉』も、子どもからお年寄りまで、あらゆる人の心にじわーっと届き、くすくす笑いやほっこりした笑いを届けてくれる物語だと思います。



ぜひとも手にとってくださいませ!
どうぞよろしくお願いいたします!
 
posted by 草子 at 10:11| 本の仕事・著作

2017年08月11日

「絵本作家61人のアトリエと道具」に掲載

「絵本作家61人のアトリエと道具」(玄光社)が刊行されました。
61人の絵本作家のなかに、陣崎草子も加えていただいています。

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いや〜、いろんな作家さんの素敵なアトリエの写真がいっぱい!
憧れが燃えること間違いなしでしょう。
また、それぞれの作家さんが使っている画材について述べておられるので、絵を描く方には非常に参考になると思います。
画材との相性は、「自分が本当に描くべき絵」との出会いを大きく決定づけますね。
自分もしっくり来る画材と出会うまでは、ずいぶん心も体も絵もウロウロとさまよったものですが、今は、これからまだまださまざまに変化するだろうとは思うものの、体の芯がずしっと地球と結びついている、というような安心感が持てています。
「絵が変化する」のと「タッチが定まらずウロウロする」のとは、同じように見えて、実はまったく別のものであると感じています。


私は画材については実直に書いていますが、他の質問項目は、変なことを書いています。
(でも、おおいに真剣で、ウソは書いていません)

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※クリックすると大きい画像が見られます。
 
絵本作家をめざす人や、絵を描くすべての人が、「決定的な自分自身」とめぐりあえますように。
 
 

2017年08月07日

「飛ぶ教室50号」連載「ウシクルナ!」

光村図書さんより「飛ぶ教室 第50号」が発行されました。

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児童文学の大冒険の号で、豪華執筆陣によるリレー文学など、読み応えずっしりの号になっています。
表紙絵は長谷川義史さんですが、開いて最初の見開きドビラのグリーン!のページもため息のかっこよさ。
朴訥とした筆致ながらデザインとの相性抜群のハイセンス。やっぱり凄い、とうなってしまいました。

そして、陣崎草子の爆笑童話「ウシクルナ!」の第七回が掲載されています。
いよいよクライマックスに向かって、父ちゃんと四郎くんが母ちゃんの思い出について語らいますが、どうも母ちゃん、けっこう変わった人だったみたい。
さらに「白黒対抗歌合戦」に出場することになった四郎くん!
芸能界の大御所、黒蛹ギン子さんや、人気アイドルグループ「ストップ」の木村クタ也さんと会います。

ぜひ、本誌を手にしてお読みいただけますと幸いです。

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「ウシクルナ!」の特設ページでは、物語のはじまりが読めますよ。
 

2017年08月01日

絵本のいま 絵本作家2017-18

玄光社さんから刊行
『絵本のいま 絵本作家2017-18』
詳細サイトはこちら
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陣崎草子の絵本や挿絵の仕事について掲載していただいています。
以下のアドレスから、陣崎のページの高解像度のPDFをダウンロードできます。
http://www.jinsakisoko.com/092jinsakisoko.pdf
お仕事依頼のご検討の際などに、ご自由にプリントしてお使いください。
(※PDF配布は玄光社さんからの了解を得ています)

陣崎草子のページはこんな感じです。

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掲載いただいているのは、以下の作品です。
『高尾山の木にあいにゆく』ゆのきようこ・作、陣崎草子・絵、理論社・刊
『らくごでことわざ笑辞典』斉藤洋・作、陣崎草子・絵、偕成社・刊
オリジナル「ロイッセル世界」「ワニ」

さまざまな画家さんの仕事をメインに、絵本の文章作家さんの仕事もたどれて眺めているだけで楽しい一冊です。
 
 

2017年06月01日

連続トークイベント 子どもの本のひみつ 6/17開催

日本児童文学者協会・研究部さん取材の「連続トークイベント 子どもの本のひみつ」にてお話させていただきます。
新藤悦子さんは中近東にお詳しい作家さんで、お話うかがうのが楽しみです。
公式サイト

ぜひ足をお運びくださいませ。

★日時……6/17(土) 3時〜5時 (受付2時半〜)
★会場……豊島区立目白図書館  地下集会室
      〒171−0031 豊島区目白4−31−8
      西武池袋線 椎名町駅南口 徒歩5分/JR山手線 目白駅 徒歩20分
★トークゲスト……陣崎草子・新藤悦子  司会 奥山恵

【プロフィール】
・新藤悦子(しんどうえつこ)
作家。「青いチューリップ」(講談社)で日本児童文学者協会新人賞を受賞。
トルコやイランを題材にした作品が多く、「月夜のチャトラパトラ」(講談社)はトルコ語訳も出版された。近作に「イスタンブルで猫さがし」(ポプラ社)、「さばくのジン」(こどものとも・福音館書店)など。

・陣崎草子(じんさきそうこ)
画家、絵本作家、児童文学作家、歌人。『草の上で愛を』で講談社児童文学新人賞佳作を受賞。
その他、児童文学に『片目の青』(講談社)、『桜の子』(文研出版)。絵本に『おむかえワニさん』(文溪堂)、歌集に『春戦争』(書肆侃侃房)など、著作多数。

◎資料代 500円 
◎定員30名
◆申込み……当日受付(先着順)
■主催 日本児童文学者協会 研究部

posted by 草子 at 12:05| 展示・イベント

2017年05月30日

毎日新聞連載『痛快! ペットボトルくん』

毎日新聞さんの西日本版で童話連載がはじまります。
『痛快! ペットボトルくん』 作・絵 陣崎草子
掲載:6月1日〜29日
毎日新聞公式サイト

関西弁をしゃべる、チャーミングなペットボトルくんのお話

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ある夜、青葉青太くんの作ったペットボトルが動きだす。

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ウェブサイトの方でも数日分が読めるようです。

ぜひぜひお読みいただけますと幸いです。
 

2017年05月16日

八王子・長池公園・自然館『高尾山の木にあいにいく』絵本原画展

八王子の長池公園・自然館にて絵本原画展を開催させていただきます。
絵本原画展『高尾山の木にあいにいく』(ゆのきようこ・作、陣崎草子・絵、理論社)
5月18日〜7月2日まで(期間延長になりました)
http://1000enpark.com/park/tokyo/hatiouji/nagaike.html

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長池公園・自然館
とっても大きな公園内にある木造の素敵な建物です。

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長池公園は、多様な植物や生き物がいる大きな、とても清々しい素敵な公園ですので、ぜひ、足をお運びいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

 
posted by 草子 at 01:03| 展示・イベント

2017年05月15日

バンコクで児童文学作家によるトークセッションに登壇

国際交流基金バンコク日本文化センター主催、株式会社マイティブック共催
「〜児童文学作家によるトークセッション〜 世界の子どもたちの幸せを願って書くこと 児童文学作家の仕事」
トークセッション開催 2017年5月9日
http://www.globalnewsasia.com/article.php?id=4301&&country=2&&p=4

作家の濱野京子さん、まはら三桃さん
絵本作家で翻訳家の渡辺鉄太さん
そして、陣崎草子

タイのバンコクにて、トークセッションに参加してきました。
タイの皆さん、非常に熱心に聴いてくださり、質問もたくさん飛び出しました。
ほぼ満席で、会場は熱気にあふれ、大成功だったようです。

タイの国営放送さんが取材にも来てくださり、思いがけずタイでテレビデビューすることに。

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すばらしく刺激的な時間でした。
ご尽力くださったマイティブックの松井紀美子さん、国際交流基金バンコク日本文化センターのみなさま、素晴らしい通訳をしてくださったニンさん、そして、ご参加くださったタイ他、さまざまな国のみなさま、本当にありがとうございました。
posted by 草子 at 09:09| 展示・イベント

2017年04月25日

連載「ウシクルナ!」 飛ぶ教室 第49号

飛ぶ教室 第49号(2017年春)
【特集】飛べ,おとうさん! 公式サイトはこちら

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連載童話「ウシクルナ!(6)――人気者四郎くん
が掲載されています。

いよいよ超展開に入っていきます。
手にとって読んで頂けますと幸いです!

ウシクルナ! の特設サイトでは初回が少し読めます。

2017年04月01日

絵本原画展『高尾山の木にあいにいく』ジュンク堂池袋本店

絵本原画展『高尾山の木にあいにいく』
4月1日(土)から4月28日(金)まで開催
ジュンク堂書店池袋本店さん 8階児童書コーナーにて
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書店さんで原画展をやらせていただけるなんて嬉しい〜。
原画のみずみずしいグリーンをぜひ見に来てくださいませ!

絵本『高尾山の木にあいにいく』の詳細記事はこちら
 
posted by 草子 at 09:02| 展示・イベント

2017年03月28日

文庫解説『蚊がいる』(穂村弘・著、角川文庫)

穂村弘さんのエッセイ集『蚊がいる』の文庫版が刊行されました。
私は文庫解説「逆だよ! 逆う!!」を書かせていただいております。
本書は装幀デザインが横尾忠則さん。
穂村弘さんと又吉直樹さんとの対談も収録されています。

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さて、この件に関しては述べたいこと(というか、述べてみたいこと)がありすぎて、脳内の整理がつかない状態ですので、後日、この項目は改めて追記、更新します。
フェミニズムと絡めて穂村弘さんを見たいようでもあり、穂村さんの作品は絵本表現においてもフェミニズムと不思議な相互関係を見せていると感じています。
posted by 草子 at 10:00| 本の仕事・著作

2017年03月21日

新刊『高尾山の木にあいにいく』(ゆのきようこ・作、陣崎草子・絵、理論社)

新刊絵本が出ました!
『高尾山の木にあいにいく』(ゆのきようこ・作、陣崎草子・絵、理論社)
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日本一登山客が多いといわれる山、高尾山。
ゆのきようこさんは、20数年間ずっと、毎月高尾山に登って自然観察を続けてこられた方です。
そのゆのきさんと一緒に何度も高尾山に登り、樹木の姿を観察して描いた絵本です。

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5月、新緑の高尾山は本当に眩暈がするような美しさです。
天上的な歓喜におそわれます。

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高尾山だけで、千数百種の植物が生きているといわれ、イギリス全土の植物種の数にも匹敵するほどとのこと。
とても生態系の豊かな山で、低山には生えないといわれているブナやイヌブナも生えていて、それ故か、独特の柔らかくも鮮やかな新緑風景が広がっています。

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絵本の中にはメインの樹木以外にも、この季節に見られる高尾山の珍しい草花や虫や鳥たちなどを描いています。
草花はすべて、実際に高尾山で見たものたちです。

頂上から富士山を望める高尾山の縁起は古いですが、江戸時代には特に、庶民の信仰を集める霊山として登山客の絶えない活況を見せました。その活況は現代においていよいよ華やぎを見せ、なんと世界規模となってきており、外国人登山客の姿も多く見かけます。

また、高尾山は飯縄権現を奉る山岳修行の地でもあり、そのような多面的な歴史的背景を持つためでしょうか、登山道の道々には静かな荘厳を感じさせる場と、親しみやすい明るい雰囲気の場所とが混在し、多彩な表情を見せています。

この絵本のお仕事は、高尾山から「山や植物について学びに来なさい」と声をかけていただいた、という仕事だった気がしています。
絵本を描くために一人でも何度も高尾山に登りました。
登る内に、高尾山は生態系や自然の豊かさ美しさを伝えてくれる山であると同時に、人間による自然破壊や、温暖化の現状についても教えてくれている山だと感じるようになりました。

山は多くの登山者を大らかに受け入れていますが、それは自然に触れる喜びを与えてくれると同時に、人間の無知と無感覚が引き起こしているさまざまの破壊状況についても、思い馳せる機会を与えてくれている、ということなのだと思います。
たくさん人に、自然がいかに人間の生存にとって重要なものであるかを、今後も伝えてゆきたいと思います。
そのためにはまず、とにもかくにも美しい自然に触れ、愛着や敬意を心に芽ばえさせることが重要だと感じています。
大切さに真から気づいたとき、初めて人は「それ」を守ろうと動きだすのでしょうから。

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たくさんの手作りPOPを作りました!
書店員さんにも、とっても喜んでもらえました。

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高尾山に向かう京王線の沿線にある啓文堂さんなどの書店さんでは、POPつきで大きく展開してくださっています。

ぜひとも、この絵本を片手に、高尾山の樹木をたどり、本物の木々、草花の美しさに触れてくださいませ。


 
posted by 草子 at 00:00| 本の仕事・著作

2017年03月16日

4月15日開催「植物博士とゆく草花散歩と座学カフェ」

植物博士とゆく草花散歩と座学カフェ・4月15日(土)開催 2017

今年はやります!
ということで、一面のタンポポ野原スペシャル
「植物博士とゆく草花散歩と座学カフェ」の開催です。

お申し込みのなど、詳細は草花散歩会のウェブサイトへ

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※Photo By 須佐岳彦さん

【開催詳細】
2017年4月15日(土)11:00〜17:00頃まで(受付:10:40〜)

[集合場所]
八王子セミナーハウス・図書館セミナー室
[参加費]
大人(大学生以上)2500円、18才未満 500円(小学校四年生以下のお子さんは保護者同伴のこと)
※お支払いは当日、現金のみ。

ご参加お待ちしております!
 
posted by 草子 at 14:14| 展示・イベント

2017年02月18日

復刻名画 Pinpoint キネマトグラフ『百日紅』

復刻名画 Pinpoint キネマトグラフ
表山道 ピンポイントギャラリーにて
詳細はこちら

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2017 年2 月20 日(月)~3 月11 日(土)
11:00~19:00 土曜は17:00 まで 日曜休み 祭日は通常通り
2017年恒例の100人展。
今回のテーマはシンプルに映画。古今東西を問わず、お気に入りの映画をテーマに描きます。

私は『百日紅』(原作:杉浦日向子、監督:原恵一)をテーマに描きました。
葛飾北斎の娘の葛飾応為、通称お栄という、火事が滅法好きな女絵師を主人公にした物語です。
原作の杉浦日向子さんも、監督の原恵一さんも、そして主人公の絵師お栄も敬愛しています。
私にとって特別な作品です。
ご高覧いただけますと幸いです。
  
posted by 草子 at 10:50| 展示・イベント