2016年07月14日

雑誌「いいね」にて新ブランドMs.crayonhouse着こなし対談

クレヨンハウスさんの新しい服のブランド「Ms.crayonhouse」の服を着て、デザインをなさった作家の落合恵子さんと、雑誌「いいね」誌上にて対談させていただきました!

iine1607.jpg

クレヨンハウスさんのサイトでは、私のページも掲載いただいています。
http://www.crayonhouse.co.jp/shop/g/g4910032260869/
優雅でありながら意志的なラインの本当に素敵なお洋服でした。

iine.jpg

写真は落合恵子さんと。
私の絵本デビュー作『おむかえワニさん』(文溪堂)を見ながらおしゃべりさせていただいています。

誌上では20代〜80代の方まで、澤地久枝さん(作家)、木内みどりさん(俳優)、渡辺一枝さん(作家)、谷こころさん(SEALDs)といった方々が登場されていて、本当にあらゆる年代で上品に活動的に素敵に着こなせることが分かります。

私が撮影所に到着したときは、ちょうど渡辺一枝さん(椎名誠さんの奥さまでもある)が撮影中でしたが、もうカッコイイのなんの! 輝きにのけぞりましたとも。
こんなふうに素敵に年を重ねたい、と憧れることまちがいなしです。

【シリアの女性に仕事を。イブラ・ワ・ハイトという取り組み】
そしてこの日は小物類はふだん使っている自分の好きなものを身につけました。
その一つが「イブラ・ワ・ハイト」さんの刺繍くるみボタンを使って自作した赤いブレスレット。
「イブラ・ワ・ハイト」とは「針と糸」という意味で、紛争がつづくシリアの女性たちに針と糸でシリアの伝統的な刺繍品をつくってもらい、それを適正価格で買いとることで「仕事」と「希望」を創造しようという取り組みです。
イブラ・ワ・ハイトの詳細はこちら

私はこの「イブラ・ワ・ハイト」さんの刺繍を見たとき、そのチャーミングさに一目惚れしたのです。

ibr.jpg

そして、紛争という深刻で辛い状況の中にあっても「手仕事」をやめないことによって希望を紡ごうという考え方に打たれました。
また、絶望するような悲しいことがたくさんあるだろう状況にありながら、シリアの女性たちの作る刺繍作品はどれもどこかユーモラスで、笑ってしまうような作品ばかりであることも不思議に思い、惹かれました。
その、刺繍に現れるチャーミングさは、シリアという国が突然の紛争状態になる前は、とても平和で、親切とユーモアがあふれた豊かな国であったことと関係するのではないか、という事を知るにつけ、ますますシリアやイブラ・ワ・ハイトさんの活動に興味を持つようになりました。

【落合恵子さんとの対談】
対談では「欲しいものがなければ自分で作る!」の精神でクレヨンハウスを立ち上げた落合さんと、ファッションの話から始まって、「クリエイティブに平和を創造してゆくこと」についてお話させていただきました。
いつ何時、平和という均衡が崩れるか分からないという時代を歩きながら、それでも前向きに創造的に「平和」や「あらゆる差別の撤廃」を求め、自ら創ってゆくことについて、Ms.crayonhouseの服作りから、たくさんヒントや勇気をいただいたのでした。

【すこしでも世界を美しくするために生きるということ】
誌上では、Ms.crayonhouseのブランドが「エシカルファッション」という考え方を採用して生み出されてゆく過程も紹介されています。
ファストファッションの服など、極端に安価な服やさまざまな商品は、経済を循環させる利点がありながらも、一方で地球上のどこかで誰かを抑圧している側面があるという事については、以前から心にひっかかっていました。
バングラディッシュの縫製工場では、大量消費社会のひずみが要因であるともいってよい大きな事故があり、多くの犠牲者を出した事で世界的に話題になり、映画も生まれました。
http://spotlight-media.jp/article/216387081453326073
最先端でファッションを牽引するクリエイターたちも、そういった問題に注目し、状況を改善しようという取り組みが行われているようです。
http://www.fashionsnap.com/inside/ethical-fairtrade/

「いいね」の本誌ラストでは、落合恵子さんがバーバラ・クーニーの絵本『ルピナスさん』を引用しながら、新しい服を作ろうとした思いについて語っておられます。

「世の中をもっと美しくしたい」

ルピナスさんのその言葉に、そしてこの社会全体の罪過によって苦境に立たされた人たちの抑圧を取り去ろうと努力する方々の姿に、とても励まされます。
私も生きている間に、すこしでも「この世界を美しく」するための礎として働きたいなと思います。

そして、クレヨンハウスさんの店舗では、現在、Ms.crayonhouseの服を着た方々の写真をパネル展示しているそうで、私の写真も飾ってくださっているとのことです。
http://www.crayonhouse.co.jp/shop/e/eMscraSN/
ぜひ、店舗で実際のお洋服を手にとってみてくださいね。