2019年10月30日

新刊『おきなぐさ』宮沢賢治・作、陣崎草子・絵

この数年来取り組んでいた絵本がいよいよ刊行となりました。
『おきなぐさ』宮沢賢治・作、陣崎草子・絵、ミキハウス出版刊行

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『おきなぐさ』は賢治作品の中でも特に儚く美しい、命を謳いあげたレクイエム(葬送曲)とも言われる作品です。

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オキナグサは繊細な白いうぶ毛に覆われた、とても優しげな花です。
現在は絶滅危惧種に指定されており、気軽にどこでも見られる花ではありませんが、この作品を描くにあたり、私はアトリエのすぐ近くにオキナグサの群生を発見するという運命的な出会いをしました。

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この作品の制作中には、語り尽くせないほど心に深く残る体験があり、賢治さんの見ていた実際の景色や心象風景に導かれるように出会っていくことになりました。
そんなお話の一端を、「見ル聞ク賢治」というイベントにうかがって、少しお話させていただく予定です。

11月15日京都、11月16日神戸の日程で開催されます。
絵本の朗読をご担当くださる栗山かおりさんのサイトで、詳細を掲載くださっています。
ぜひ、いらしていただけますと幸いです。



※ネット購入はこちら

たくさんの方に、この美しい物語と出会ってもらえますように。
どうぞよろしくお願いいたします。

posted by 草子 at 04:13| 本の仕事・著作