2011年04月04日

短歌ください:穂村弘氏著:単行本装丁画

スキャナの調子が引き続き悪くアップが遅くなりましたが
ダ・ヴィンチ誌で穂村弘さん連載中の「短歌ください」が単行本になりました!
私は装丁画を描かせていただきました。大変光栄です。




kudasai-hyo.jpg

とても素敵にデザインして下さったのは川名潤さんです。
実をいうとこの装丁、大変豪華な仕様になっております。
銀色と金色とピンクに特殊インクが使われていて
よく見ると紙には金箔が散っている。。。
印刷屋さんが原画の色を出すのにとても奮闘してくださったそうです。
ありがとうございます(涙)。


掲載歌にはとても魅力的なゾクゾクする歌多く
こちらに掲出して一首評でも書かせていただきたいくらいです。
どのページから開いてもぞくっとする歌に出会い
ワンダーに引き込まれることと思います。
短歌なんてよく知らないという方には「いま、短歌ってこうなってるのか」
と、新しい扉が開かれることと思います。

穂村弘さんの評は、歌の良さ解釈の面白さを存分に引き出しながら
よく読むと度々ぎくりとする鋭い「釘」みたいなものもあったりする
(と、私は思う)ので、深読みもたのしく。

読者として読んだ場合、私は穂村弘さんの解釈と一致することが多いのですが
帯にも掲載されている

ペガサスは私にはきっと優しくてあなたのことは殺してくれる(冬野きりん)

の歌は、強いインパクトのある歌ですが、この歌の解釈は
あるいは穂村弘さんと異なるかもしれない、、、、
なんてことも楽しみながら読みました。
もしかしたら上記の歌、男性と女性で直感的な解釈が異なってくるのか
とも思いました。皆さんは、どう感じられることでしょうか。

美しく、もろく、おもしろく、こわく、ワンダーな歌の数々にどうぞ出会ってください。
 
posted by 草子 at 01:13| 本の仕事・著作