2015年07月22日

制作進行中:絵本、挿絵、アンソロジーなど

制作まっ最中の作業風景です。

食べ物の絵本が大人気の苅田澄子さんとの絵本
『おこめようちえん』(講談社)9月の新米の時期に刊行予定です。

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ユーモラスな生き物の先生がたくさん出てきますよ。
どじょうのにょろ先生のむっちり顔、気に入っています。

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小さなこんころりんたちが、おこめようちえんで楽しい時間をすごします。
わたしたちの生活に欠かせない「お米」が、食べ物になってわたちたちの口に運ばれるまで、いったいどんなふうに過ごしているのか?
「お米」ってどういうものか、楽しみながら知ることのできる絵本です。
苅田澄子さんの絵本はどの絵本もユーモアがあって、とっても楽しいです。
『おこめようちえん』も、ようちえんや、生き物たちや、みんなで遊ぶ楽しさがつまっています。
どうぞお楽しみに!


それから、坪田譲治文学賞作家のまはら三桃さんとの本『つくしちゃんとすぎなさん』も制作進行中です。
こちらは毎日新聞で連載の童話の単行本化。

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描きかけのつくしちゃん。この後、背景を描き込んでいきました。

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チェックパターン。原画はとても綺麗な色合いで、我ながら描いていて嬉しくなっちゃいました。

まはら三桃さんの「自分の中の乙女成分をぶんだんに描いた」の言葉に触発されて「絶対かわゆい本にするぞ〜」と張り切った表紙の絵、デザイナーさんが原画を見て「これはすばらしくなりそう!」と言ってくださったとか。
こちらは初秋に刊行の予定です。

その他、8月初旬には、YAエンターテイメントからアンソロジー書籍が刊行されます。
短歌をテーマにした中学生男女の物語を執筆しました。
こちらは、詳細はまた後ほどじっくりと。

という訳で、毎日張り切って制作三昧の日々を過ごしています。
執筆の方もあれこれと進めております。
8月中に長編一本、9月にもう一本、なんとか頑張って上げたいと思います。
お待たせして、たいへん申し訳ありません。
妖しくも笑える短編連作集も、編集者さんと二人三脚で鋭意執筆中です。

さらに、これは刊行はかなり先になりますが、さるアンソロジーに短編を寄稿しました。
けっこうハードな短編で、何人かの方にすでに原稿段階で読んで頂いていますが、好評です。
自分もようやく「面白い!」と言ってもらえるものを、書けるようになってきたかな、「書く筋肉」が少しずつ鍛えられてきたかな、と、最近ちょびっとだけ思えるようになってきました。
この短編については、長編の企画化も進んでいおり、時節を投影したハードな内容でもあるので、しっかり取材を進めたいと思っております。

また、連載も2本はじまります。
こちらは、はちゃめちゃ爆笑童話を書いていく予定です。
なにかとたいへんなことも多いこどもたちに、おおいに笑ってもらいたいなと思っています。

一歩ずつ、なんとか制作を進めてゆくべく、精進したいと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
  
posted by 草子 at 09:43| 作業風景

2015年06月17日

インタビューとパラレル宇宙

先般、とある季刊誌の方々がインタビュー取材にアトリエを訪問くださいました。
画像はそのとき撮影用の見せ絵として短時間で描いたもの。
無心に筆を動かしていても、なぜか身体的に心地よい地帯を探るという、人間の色彩感覚の不思議を思います。
こういう派手な画面の絵本もいつか描きたいと思っています。

インタビューしてくださった方々の命がピカピカと輝いて見えるという不思議な時間でもありました。
人ってそれぞれ美質が外部に顕れているみたいです。

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インタビューでも「素粒子が云々」「私たちはみんな粒子」などとまたもや観念的なことを述べてしまいましたが、ちょうど科学誌「ニュートン」の最近の号でも素粒子物理を元にしたパラレル宇宙の概念や、パラレル宇宙に存在する「あなたとまったく同じ素粒子配列の存在」について書かれています。つまり「あなた」とまったく同じ組成の人間が、別の宇宙に存在する可能性がある、と科学者が述べているのです。

雑誌「ムー」じゃなくて「ニュートン」でパラレルワールドが議論される時代になってきたのですね。この記事の内容が、自分自身の体感とも親和性があり、非常に興味深く読みました。

科学って慎重な分野である点が好ましいけれど、芸術家などの感覚鋭敏の者が天来のインスピレーションとして受け取る察知を、後追いしているという側面も、やはりあると思います。
科学者でも直感力に優れた人は、詩人と似たような性質を持っていると感じることも多いです。

多くの人々がまだ気づいていない、あるいは薄々感じているけれど明確にできていないものを「発見」する能力は、一見するとまったく関連性が無いように思える離れた存在や事象のつながりを見抜き、その関係性の芯を暴く力、解き明かす力と通じます。
詩歌の世界ではこの能力が非常に大きなウェイトを占めると思います。隠喩表現など、意味を正確にたどれなくとも、人々の腑に落ちたり衝撃を与えることがあるのはそのためではないでしょうか。
詩歌を読んでいると「うまく言えないが知っていた気がすることが書いてあり衝撃を受けた」という表現に出会うことがあります。これはその書かれていることが、「まだ全貌を解明はされていないが、この世界の誕生のときかそれ以前からある何らかの理」を、不完全であれ暴き、指摘しているために、受け手は衝撃を受けるのです。「おまえは知っていたはずだ」と鋭く指摘を受けるから、ハッとするわけですね。
私はときおりこのように考えます。
私たちは本当には「すでにすべて知っている」のかもしれないと。つまり「発見」とは、実は「思い出す」という行為であるのかもしれません。なぜなら詩歌は、「すでに知っていた気がすること」をこそ、新しく知らせてくれるように思うからです。

詩歌人は目に見えない「この世界の関係性の糸」をたぐる能力のある、超感覚の持ち主ともいえると私は感じています。重要な発見をする科学者もまた、平凡な日常風景の中から、まるで透視能力でもあるかのような直感で、科学的な発見の「カード」を引き抜いてくる、といった性質があるように感じています。
もちろん、毎日の地道な研究が重要であることは十分に理解しており、科学であれ芸術であれ、直感力と同等かそれ以上に修練や蓄積の力が大きいことは、体感としても心得ているつもりです。



 
posted by 草子 at 11:52| 作業風景

2014年10月02日

近況報告:最上一平さんとの絵本『おかめひょっとこ』他

作家、最上一平さんとの絵本『おかめひょっとこ』現在、制作進行中、年内に刊行予定です。

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最上一平さんとは『ユッキーとともに』(佼成出版社)でもご一緒させていただきました。
最上さんの独特の雰囲気の物語を、これまた独特な絵で彩ることができたらいいな。
今の時代だからこそ、大人にも子どもにも、多くの人に受け継ぎたい、そんなお話です。
生きることの意味、生きる力、幸いとはなにかということへの最上さんの問いかけが、胸深くに広がります。
鬼がたくさん出てくるので、怖い鬼を描きたいです。
が、ちょっとユーモラスでへんな鬼も目指しています。
「鬼は恐ろしいけれど、人々のそば近くに寄りそう存在でもある」と思うのです。

【近況報告その2】
年が明けてしばらくすると、大好きなとある作家さんとの新聞連載がはじまります。
私は絵を描かせていただきます。すごく嬉しくて、楽しみな連載です。

【近況報告その3】
「このお話に絵を描かないか?」ということで、とある作家さんの原稿を読ませていただきました。新人の作家さんとのことでしたが、すっごく素敵な感性、言葉や会話のセンスがたまらなくて、驚きました。たとえるなら、市川宣子さんの作品を初めて読んだときの驚きと嬉しさ、いとけない感触が胸に広がる感じに近かったです。
私が絵を描けるならうれしいなと思いますが、そうでなくてもとても素敵な作品になると思います。
楽しみな作家さんの活躍にご期待を。センスってまぶしいなあ。
 
【近況報告その4】
歌人、千葉聡さんの最新刊『今日の放課後、短歌部へ! 』(角川学芸出版)について、とある場で文章を書くべく、千葉聡さんの歌集を読み返しているところです。
『今日の放課後、短歌部へ! 』は、収録されている短歌も青春の光にまみれていて、青春まっただ中の人にも、青春を今一度取り戻したい方にもおすすめですが、本書は「物語を書きたい人」にとっても必読の感動が潜んでいる本となっています。また、すべての「働く人たち」への応援歌、賛歌としても胸を打ちます。

「物語を書きたい」と思って、働きながら執筆を続けているみなさんへ。
千葉聡さんの『今日の放課後、短歌部へ! 』を手に取って、作中の「実在の女子高生」の言葉に、ぜひ出会ってみてください。

 
posted by 草子 at 00:00| 作業風景

2013年03月02日

透明水彩絵の具

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近く描く予定の絵本の絵、当たり前ですが、いい絵を描きたいなと思いまして、
本番に移る前にさまざまな描き方や、紙、筆など画材をあれこれ試しています。
そんな中で十年位は放置していた「透明水彩」を出してきて、描いてみて
「透明水彩ってこんなに鮮やかで透明感があったのか〜!」と驚きました。

上の絵は透明水彩で描いたもの。
絵自体はあまりよく描けてないのですが……、色の重ねの透明感に
渇いたのどに水を与えられたような快感を感じ、感動しました。
画像では、他の絵と大差ないようにみえるかもしれませんが、
体感的なものがずいぶん違いました。目から鱗が落ちた気分になりました。

なぜ、それほど素敵と思う画材を長らく放置していたのかというと、
大学受験期の今よりもっと下手クソな頃に、受験美術のために
透明水彩で絵を描いていて、下手な上に焦って描くものだから、色が濁り
「透明水彩=べしゃべしゃに色が濁って霞みかかったような絵になる」
という記憶が自分の中に刷り込まれていたためです。
頭では「透明水彩は透明」という知識はあるのに、
自分の肉体に織り込まれた体験が邪魔をして、
透明水彩に触ること自体が億劫になっていました。

長い年月を経て、もう一度触ってみたら、自分自身が変わっていたので、
画材の方から訴えてくるものも変わっていました。おどろきです。

とはいえ、今の自分にとって透明水彩は難しい画材なので
これで絵本の絵を描くかどうか分かりませんが、とにかくもっと練習してみます。


五年以上前に、とある講演で絵本作家の酒井駒子さんが
「画材はいろいろ試した方がいいですよ」
「自分は(ある画材に出会ったことで)、これだ! と思った」
というようなことをおっしゃっていて、そのときは
「なるほど」と思いつつも、半ばぼんやりと聞いていたのですが、
今は酒井駒子さんのお話が、つくづくと胸に染みています。

人間は時を過ごせば変化するし、
それに合わせて、画材の肉体的感応も変化するのですね。

自分の肉体が感応する画材や描き方を、ちゃんと探してゆきたい。

 
posted by 草子 at 03:55| 作業風景

2012年09月20日

「こどもの本」の展覧会と講談社児童文学新人賞受賞パーティ


11月に月刊「こどもの本」の表紙絵を担当した作家
小林ゆき子、中谷靖彦、伊藤香奈、陣崎草子の四名で展覧会を開催します。
場所は経堂のウレシカさんです。
先日打ち合わせのために、小林さん、中谷さん、伊藤さんとお会いしてきました。

そして次の日は講談社絵本・児童文学新人賞の受賞パーティにうかがいました。
受賞者の皆さま、おめでとうございます。
このパーティでは毎年、審査員の先生方をはじめ、過去の受賞作家さん、
選考に携わってくださった方々、書店員さん、そして編集者さんが集い、
年に一度の同窓会におじゃまするような感じがあります。

絵や物語に携わる方々とおしゃべりをしていると、たまらず楽しすぎて
思わず「もうこんな楽しい人生だったので、まんぞく」
などと思ってしまいそうになります。いけませんいけません。

ああ、いろいろなものが体の中につのってぐるぐるし、結局なにもいえない。
絵描きさんにせよ物語作家さんにせよ、それぞれの方の中に
まだ見ぬ世界があるのかと思うと、頭がクラクラとして得体の知れない興奮を感じます。
れいせいにならなければ。

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※アトリエで描いている日々の少女絵


 
 
posted by 草子 at 07:55| 作業風景

2011年12月31日

2011年、たいへんお世話になりました。


2011年度、大変お世話になりました。
忘れがたい年でした。

諸般の事情により、年賀状ではなく寒中お見舞いにて
ご挨拶させていただきます。

2012年も、何卒よろしくお願いいたします。
皆さまのご多幸をお祈りしております。


陣崎草子
posted by 草子 at 17:16| 作業風景

2011年01月11日

2011年


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2011年もどうぞよろしくお願いいたします。
posted by 草子 at 12:53| 作業風景

2010年12月03日

いろいろ状況など

「忘年会シーズンで肝臓が心配!」
という方が多いと思うのですが
「肝臓が心配になるほど忘年会に誘われてない」
という方も意外に多いのではないでしょうか。

後者の方と健康な肝臓を持ち寄って七並べなどして遊びたい。
わたしたちの肝臓はぴっかぴかに元気だーよーーー。ねー。


農文協さんの絵本五冊が佳境です。
うお〜、もうすぐ終わるのか、と思うとやたらにさびしい。
しかしまだまだ鋭意作画中!!来年始めに五巻出そろう予定です。

長く連載に絵をつけさせて頂いたお話が近く単行本になるということで
装丁画を書かせていただきました。来年始めに発刊です。
とても思い入れ深い連載。素敵な装丁になりますように!

短歌誌「かばん」の新人特集号ただいま鋭意編集作業中。
これも来年始めに発行の予定です。

今月のダ・ヴィンチの「短歌ください」ぜひ読んでください。
今月はなんだかすごい歌が多いです。

 
posted by 草子 at 19:52| 作業風景

2010年09月27日

シャンパンかけを目指して秋をはしる

11月半ばまで更新しないぞ〜。がんばって絵を描きます。(お知らせのみ更新します)
全てが終わったあかつきには、シャンパンかけをして、、、
その後、全国を電車で巡る旅に、、、、出る、、、のか。


※現在進行中のこと

短歌誌「かばん」の新人メンバー19人により、ただいま「かばん新人特集号」を鋭意編纂中です。新人歌人の歌をそれぞれ30首ずつ掲載。加えて各新人毎に「かばん」内外からの批評をお寄せいただくという構成。内外評のひとつひとつ有り難く、身がひきしまります。自作にも、とても有り難い方に批評文を頂戴しました。


皿を割って割って割って、割ってって 雪がほんとに積もってしまう

星の数と縞馬の縞の数くらべ縞馬の縞の数の美し

「愛」という形に口をうごかしてもつまらないだから跳ね起きる


陣崎草子



来年の目標の一つは、どこかで詩や短歌の朗読をやることです。
音楽のライブなどの合間の五分とかに出てきて、朗読してもいいよ〜
という方いらしたら、声かけてください!
わたしはここですー。よろしくお願いします。

 
posted by 草子 at 17:28| 作業風景

2010年09月22日

日本児童図書出版協会「こどもの本」の表紙絵展 & 絵本

2008年に日本児童図書出版協会の発行物「こどもの本」の表紙絵を担当させて頂いてたのですが、同じく2007年に表紙を担当なさっていた絵本作家の中谷靖彦さんと、来年の早春くらいまでで、表紙絵を担当した作家3~4人で集まって、表紙絵展をやりたいねと話しています。
きっと実現することと思いますので、どうぞよろしくお願いします。


来年、月刊誌で発行予定の絵本のレイアウト見本が届きました。
ひーひーと原画を描いていて、担当者さまにもご心配おかけしたと思いますが
見本をみると、ところどころヘンだったりする絵がなにやらたのしくて、うれしくなりました。来年一月号です。

今は土と緑とほにゃほにゃの原画中です。くまを描いている!

 
posted by 草子 at 10:21| 作業風景

2010年09月14日

テーマは初恋


ショートストーリーの原稿を一本提出しました。
好評いただけてほっとしつつ。
最初は「おっさん座敷童」というキャラクターを主人公にした
お笑いな話を書くつもりだったのですが、お風呂に入っているときに
ふいに別案を思いついて、まったく違う話になり、、、
男の子が主人公、ちょと妖(あやかし)風味の初恋のお話を書きました。

掲載は11月発行号につき、詳細はあらためて。
けっこうお気に入りなお話なのです。
 
posted by 草子 at 14:30| 作業風景

2010年07月14日

絵本・ショートショート・中谷靖彦さん、やぎたみこさん・こばやしゆかこさん

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来年発行予定のロボットの絵本、ただいま鋭意着彩中。

講談社児童文学新人賞佳作受賞作の発刊から、大変ありがたいことに
ほつほつ執筆のご依頼をちょうだいするようなり
近くショートショートを書かせていただくこととなりました。
お送りいただいた見本誌に載っていたのが、宮下恵茉さんの作だったのですが
脱力感があって、笑えて、とても面白かった。私も笑える作品を書きたいなあ。続きを読む
posted by 草子 at 18:51| 作業風景

2010年05月13日

絵本のラフ『ロボットボロたん』


:

上図はピンポイント絵本コンペで入選をいただいた絵本、『ロボットボロたん』の改訂ラフの一部(ごくごく一部)です。
来年一月発行予定で、ただいま制作中です。
コンペに出品したときとはかなり大幅にかわっております!

絵本ははやくラフをかきたい話があれもこれもと幾つもあるのに手がまわらず。
どんどん頭がにえていくので、はやく外におしださないと。


農業の絵本のお仕事でこの間島根の果樹園に取材にうかがいました。
農業の絵本のお仕事、たのしすぎて叫び出しそうになります。


 
posted by 草子 at 23:35| 作業風景

2010年01月07日

個展の様子と短歌


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個展の時の写真を以下のアドレスにアップしています。
http://www.jinsakisoko.com/koten/

その内ちゃんとページにまとめるつもりですが
便宜的にアップしてあるので、お時間あるかたは
よかったら見てやってくださいませ。

年賀状をくださった皆さま
今年は喪中のため寒中お見舞いをお出ししようと思っていますが
東京への戻りが遅いので、寒中お見舞いも届くの遅いかと思います。
すみません、、どうぞのんびりと待っててやってくださいませ。


突然ですが、今年初めての短歌を。


冬星を勘定しいしい歩きゆく電信柱の見守る道を




 

  
posted by 草子 at 13:44| 作業風景

2010年01月06日

2010年の目標

2010年が明けました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年といえば、達成できもしない一年の目標をばんばん立てる日ですね。
2009年の新年には確か「インカ、マヤ、巨石文明に迫る」
という目標を立てた記憶がありますが、見事に1ミリも達成できませんでした。

しかし、「インカ、マヤ、巨石文明」以外の色々なことには
わりあい迫れた年でした。
新年に達成できもしない目標をばんばん立てておくと
「すごいなあ、人生ってこんなに予想外に進むものなんだなあ」
ということがしみじみ実感できてよいなあと思います。

というわけで、2010年の目標は
「インカ、マヤ、巨石文明、古墳、天文、ピアノに迫る」です。
達成できない目標が倍倍式で借金のように増えてゆく予感を吹き飛ばしながら、いろいろと無頓着に生きてゆきたいと思います。


お仕事で10日くらいまで大阪にいます。
そのため、メールのご返信などに不備が出て
ご迷惑おかけしており申し訳ございません。

今年は一月から色々取材に行けて嬉しいです!
取材ばっかり出かけるような仕事を見つけたいなあ。
A地点からB地点へと移動する行為って、無条件に楽しいですよね。

「移動」
いい言葉だなあ。
これからは何かプロフィール書くことがあったら「趣味は移動」
としようと思いました。
徒歩も自転車も車も電車も飛行機も好きです。
ワープやタイムスリップも、やったことないけど多分好きです。


それでは、どうぞどうぞ今年もよろしくお願いいたします。
お暇な方はぜひ遊んでくださいね。


 


posted by 草子 at 00:44| 作業風景

2009年12月30日

2009年


2009年はいろいろなことがありました。
祖母が亡くなりました。
最後は呼吸器をあてて喋れない状態でしたが
びっくりするような強い力でぎゅうっと私の手をにぎってくれたのが、うれしかった。
とても心根の強い方でした。その強い心を最後に分けてくれたのだと思いました。

良いこと面白いこともいろいろとあり、たくさんの方に感謝しきりの年でもありました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。


来年の目標は天文について学ぶことと、ピアノを買って少し弾くこと、です。

あれもやりたい、これも形にしたい、が沢山ありすぎるので、時間かかってもいつかちゃんと形にできるよう、まずは足場固めのように学ぶことを積み上げねばと思います。
構築したいものがあり、ここまでは行きたい、という願いがあるので。
昔は勉強なんて大嫌いでしたし不得手でしたが、今はあれも知りたいこれも分かりたいが尽きません。

知識欲はお金もさほど掛かからず、アウトプットを目するなら貯金のようにためられる。
なんか、すごいいかしてるお得な遊びではないかと思います。
「知ること」や「体験すること」って、もうどうしようもなく楽しい。

それと来年は絵を描くお仕事を色々やらせていただけそうなので、それもがんばります。


好きなことの中には全て「世界が全部うしろにふっとんじゃう」ような興奮がひそんでいます。

来年もそのようなものものの為に生きていこうと思います。

皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。



 


posted by 草子 at 13:08| 作業風景

2009年08月14日

毎日しみじみ&絵本&短歌ください



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毎日しみじみ絵などを描いています。(写真の絵はまだ途中)
しみじみ描いているような絵には見えないと思いますが
案外しみじみした時間(朝4時〜7時とか)に
しみじみと(落語など聞きながら)描いてたりします。


そうそう、あれでソレのあれのお話が絵本になります!
まだまだ先なので、沢山取材やスケッチをして
楽しい絵本にしたいと思います。

年内刊行?のアレのソレのナニの絵本の絵も
にょろにょろ描いていますよー!


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部分拡大。猫がいます。ウマもいます。
でもまだなにぶん途中です。


今月もダ・ヴィンチの穂村弘さんの連載「短歌ください」に
絵を描かせて頂いていますよー!
今月のダ・ヴィンチは表紙が素敵で驚きました。
ピンクが好きで深津絵里さんも好きなせいかもしれません。
深津絵里さんはつくづく凄い役者さんだなあと思います。

「短歌ください」毎月面白い歌が沢山のっています。
時々、一読でぎょっと惹きつけられる歌がありますが
穂村弘さんの選歌眼でないと漏れるような歌かもしれないなあ
と思いながら、凄いなあと思いながら、投稿歌を読ませて頂いてます。



 
posted by 草子 at 07:57| 作業風景

2009年07月08日

六分の一


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ひーこらふーと原画整理中です。
上の絵はA1位の大きさの絵の六分の一部分です。
全体像がまったく分かりませんが、なんとなく楽しい色面に思えたので
アップしてみました。こいつの正体はバスです。

そうそう、庭でプランターにナスを育てているのですが
ある日の早朝ナスのプランターを見たら、夜のうちに猫が来たらしく
砂が蹴散らされ、ナスの苗が掘り返されひっくり返されていて
さらに猫のンチがぽろりと落ちていました。
それを見て、私の口から漏れた独り言はこうでした。
「なるほどなあ」
  
posted by 草子 at 12:11| 作業風景

2009年05月29日

何の若芽


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資料で「何かの苗」を育てています。
夏頃には「何か」になる予定の
まだまだ小さい若芽です。

見る方が見れば、何の若芽かわかるでしょうか。



 
posted by 草子 at 08:47| 作業風景

2009年04月06日

飲み会にて


ある飲み会の席のこと。
テーブルの上にごとりと美味しそうなエビチリの皿が運ばれて来た。
私の正面に座っていた豹柄の全身タイツを着たアッコちゃんは
それを見て「わあ」と小さな歓声をあげ、続けてこう言った。

「エビってさ、どうしたっておいしくなっちゃうよね。
あたしね、将来ビストロスマップにお呼ばれすることがあったら、
その時は『エビでおねがいします』って言うつもりでいるの」

それを聞いて私はギクっとした。
何故なら私も、アッコちゃんが言ったのと似たような事を
常日頃から考えていたのだ。
といっても私の場合は「ビストロスマップ」じゃなくて
とんねるずの「食わず嫌い王」にお呼ばれしたら……だったけれど。

私には食べ物の好き嫌いというものがほとんど無い。
けれど唯一、食べられない食材として
幼児期から長の年月私の中に君臨し続けるものがあり
それは「コーヒーゼリー」だった。
だから私が「食わず嫌い王」にお呼ばれした時の正解は当然
「コーヒーゼリーです」ということになる。
「好き派」の人が断然多い食べ物であるから、クイズの要素としては
もって来いの題材ではないかと思う。

しかし、問題がある。私はいつもこれに頭を悩ませている。

「食わず嫌い王」の番組を見た事がある人には分かると思うが
あの番組は二人の対戦者が、それぞれに三つの好物料理と
一つの嫌いな料理を順に食し、食べた時の微妙な表情やコメントから
何が「たった一つの嫌いな食べ物か」を探し当てるゲームだ。
ゲストはテレビ慣れした芸能人ばかりで
いざ「これが正解の嫌いな食べ物です!」というシーンに至ると、皆
「べえっ」といかにも不味そうな顔で、嫌いな食べ物を吐き出したり
「おえぇ」と大袈裟に目をむいたりする。
私はあの「べえっ」とか「おえぇ」といった派手な演技の部分。
あの部分を上手くこなせるかどうかについて、今一自信が無い。

あれはやっぱり、さすが芸能人リアクションと言ってよい
華麗なシーンなのだと思う。

しかし悩みというものは常に解消すべく努力せねばならないのが人間だ。
私は先般より、ティッシュを丸めて口の中に放り込んで
しばらくしたら「べえっ」「おえぇ」と不味そうに吐き出す
という演技の特訓をはじめた。
近頃ではなんとなく演技も上達してきて、いいラインに来てると思う。
湿って歯の裏にくっついたティッシュを、嫌そうな顔で
にちゃにちゃして取ろうとする所などは、微に入り細をうがつ演じぶり
といってよく、我ながら妙技の域ではないかと感じている。


それにしても……
と、私は正面に座っているアッコちゃんを見た。

(アッコちゃんってばどうして、豹柄の全身タイツなんか着ているんだろう)

そう、冒頭に述べた通り、アッコちゃんは今日
どういう訳か豹柄の全身タイツ着用なのである。

不思議に思ったけれど、口には出せなかった。
だって、耳はぴょこぴょこして可愛いし
長いシッポを時々首にくるりと巻き付けたりしておしゃれだし
豹柄の全身タイツは、アッコちゃんにとてもよく似合っていたのだ。
何故、などという問いは、この似合いぶりの前にはナンセンスかもしれない。

(可愛いなあ)

そう思いながらぼーっと眺めていると、アッコちゃんはおもむろに
顔面をエビチリのお皿の中にバチャッと浸けた。
そして手(いや、前足?)を使わずに、はぐはぐエビチリを食べ始めたのだ。
私はビックリしてまた、心の中だけで言った。

(アッコちゃん!ビストロスマップ出た時はお皿に顔浸けて食べちゃダメだよ)

何せテレビだからなあ、スマップだからなあ。
そう思ってるとアッコちゃんは、お皿に付いたソースも全部綺麗に舐めとって
ピカピカのお皿を私の方に見せ、にっこり笑顔になって言った。

「にゃあ」

私は、豹の鳴き声って「にゃあ」でいいのか、と思った。







 
posted by 草子 at 00:27| 作業風景