2019年08月15日

絵本『おしりどろぼう』京都新聞主催、お話を絵にするコンクール

絵本『おしりどろぼう』(陣崎草子・作、くもん出版)
京都新聞主催の「お話を絵にするコンクール」の課題作に選んでいただいています。
お話を絵にするコンクール


保育園〜小学校2年生までの課題作です!

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幼稚園や学校、ご家庭で、ぜひぜひ絵を描いて応募してみてくださいませ。
締め切りは、10月11日。
全国から送れるのか、京都、滋賀の方だけなのか、応募要項を見てもわからない……。
詳しくはお問合せくださいませ。
 
posted by 草子 at 00:00| その他お知らせ

2019年08月14日

千葉聡さん『90秒の別世界 短歌のとなりの物語』書評

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短歌ムック「ねむらない樹 vol.3」(書肆侃侃房・刊)

千葉聡さんのショートショート集『90秒の別世界 短歌のとなりの物語』(立東舎・刊)の書評、「新しい宇宙を産むつもり」を書かせていただきました。
千葉聡さんが歌人たちの歌世界にずぶりと潜り込んで紡ぐ新境地。

アグレッシブな短歌誌「ねむらない樹」は、全国書店にて発売。
ぜひ手にとってくださいませ。
 

2019年08月13日

雑誌「飛ぶ教室」58号、「失敗辞典」に寄稿

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雑誌「飛ぶ教室」58号、「失敗辞典」に寄稿。
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/shohin/tobu/book_t058.html
内田麟太郎さんや、歌人の木下龍也さん、詩人の文月悠光さんなど個性的な皆さまの中に並ばせてもらってますが……。
ちとマトモなこと書きすぎたかもしれなくて、なんだか顔が赤くなってます。。
(もしやこれがやらかし案件……?)
ぜひ手にとってくださいませ!

タグ:飛ぶ教室

2019年05月21日

久しぶりの更新

ブログの更新がとどこおっています。

理由は、通常愛用しているPCが年代モノすぎて、ブログ更新のためのサイトにアクセスすらできなくなってしまったためです。
新しいPCもあって、こちらは更新サイトにはアクセスできるのですが、従来使っていたソフトが入っていないため不便も多々あり、作業が滞っています。

現在、刊行やイベントの情報などがもっとも頻繁に更新されているのはFacebookになります。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100003779428755

よかったらFacebookものぞいてやっていただけますと幸いです。


★近況
心身ともに元気にしております。
現在は1日12時間は机にへばりついて絵の制作中。
7月あたりまでのへばりつき期間が過ぎたら、今度はがつがつ取材期間、そしてまたへばりつき期間へ。

「創作」について少しでも何か書こうとすると、とたんに胸の内からぶわっと喜びが湧きあがってくる感触を受けます。
こりゃどうも、やっぱり本当の本当に心底好きなんだなあ。
絵も文章も物語も。
疲れたりくたびれたりすることもありますが、抗いがたい自分自身の内側の歓喜を何度も再発見します。


誰もが生きていると様々な困難にも出会うと思いますが、あらゆる人は同じように地球の生を歩く友でもあり哉と。
遠く近くのすべての方の道のりの尊さを思い、プラスもマイナスも豊かな実りへ結ばれてゆくことを祈りつつ、日々を大切に生きたく思います。


 
posted by 草子 at 18:25| 作業風景

2019年05月15日

飛ぶ教室 第57号

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飛ぶ教室 第57号(光村図書出版)
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/shohin/tobu/book_t057.html

高畠じゅん子さんの「サイン」という超短編に絵を描かせていただきました。
高畠じゅん子さんはご自身絵も描かれますが、お話のセンスも抜群。
軽妙な楽しいお話です。

ぜひ手に取ってくださいませ。

2019年04月23日

『短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇』刊行

歌人・穂村弘さんの連載『短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇』刊行。
装丁画を担当させていただきました。

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雑誌ダ・ヴィンチ誌での連載がなんと十周年を迎え、刊行記念トークイベントが4月21日にあり、穂村弘さん、木下龍也さん、鈴木晴香さん、鈴木美紀子さんとご一緒に、挿絵担当で初期には投稿者でもあった陣崎草子も登壇させていただきました。

トーク中もその後も、非常にエキサイティングな時間となりました。
歌人のみなさまの頭の中が面白いのなんの。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

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既刊すべて凄みのある短歌に出会えます。
ぜひ手に取ってくださいませ。
 
 
posted by 草子 at 00:00| 本の仕事・著作

2019年04月21日

ウシクルナ! 増刷

お笑い物語『ウシクルナ!』(光村図書出版)が、おかげさまで増刷となりました。
うう、ありがたい。。嬉しいです。
こども達が本当に夢中になって読んで、面白かった〜って言ってくれる本なので、これからも広く長い年月にわたって届けていけるよう頑張らないと〜と思っています。

鉄板でウケるようになってきた紙芝居のイベントをやらせてくださる書店さんも募集中です〜。
懐かしく新しい紙芝居屋さん体験。
絵本の読み語りイベントとのコラボなどにぜひ。

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紀伊国屋書店高槻店でイベントをやらせていただいた際は売り上げ4位に。

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紙芝居はこんな感じです。
児童福祉施設などでの絵本や紙芝居の語りの機会も作れるといいなと思っています。
げらげら笑って楽しんでほしいなあ。
posted by 草子 at 14:00| 本の仕事・著作

2019年02月19日

17日、紀伊國屋高槻店さんイベント

17日、紀伊國屋高槻店さんでのお笑い物語『ウシクルナ!』と絵本『おしりどぼう』の読み語り、おかげさまで盛況でした!

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ウシの紙芝居も、オシリの読み語りも、衆人の前で演じる度に改良を重ねて来たので、今や鉄板でウケる作品になりましたよ!
(読み語り経験を重ね、読み語りを成功させる方法と、絵本そのものの良さは全く別種のものと覚ったので、その話はまた別途)


★すごく嬉しくて感動したこと。
別の日に『ウシクルナ!』を買って読んでくれた女の子が、たまたま通りかかったらしく、私が昼食から戻るのを待ってて「めちゃめちゃ面白かった〜!」と感想を伝えてくれました。
小学校1年生の子なのだけど、すごく長い物語を、分からない漢字は聞きながら読んでくれたそう!
もう、めちゃめちゃ胸ふるえるほど感動しました。最高のご褒美だ〜。



『おしりどぼう』も読み語りがすごく盛り上がって、「爆笑した〜」と言ってホクホク顔で買っていってくれる子がいて(ゆるい笑いの絵本だけど、なにかツボにはまったのかな?)、たまらず嬉しかったです。
※『おしりどぼう』は紀伊國屋高槻店さんで、売り上げ5位に!

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こんなふうに、こども達が笑顔で感想を伝えてくれる機会に出会えるのは、本当に胸の震える瞬間で、倒れるかと思うような喜びでした。
笑うこども達の姿に出会えたとき、「ああ、自分は地球のこども達にさまざまな種類の幸せを届けたいんだ」って魂の奥深くから願ってるんだなって強く感じます。
それ以外のことはみんな小さなことだって思えます。
こども達に対して、創作者として誠実な生き方をしたいです。
ひとつひとつの作品を誠心誠意こめて作りたいと、改めて強烈に思いました。

こども達の笑顔が、こんなにも嬉しい自分を知ることができること自体が喜びです。
地球上のすべてのこども達(もちろん大人にも)に、すこしでも幸せな時間を届けるために、死ぬまでそんなふうに生きたいと思います。
書店のみなさま、出版社のみなさま、そして、来てくださったみなさま、本当にありがとうございました!!
一歩ずつ、でも、ぐいぐいと着実に成長させていただいてるなと思います。

posted by 草子 at 07:17| 展示・イベント・講演など

2019年01月23日

短歌掲載「暮らしの手帖98」

雑誌「暮らしの手帖98」の、東直子さんの選によってさまざまな春の詩歌を紹介する「春きにけらし」のコーナー(絵のご担当は谷口広樹さん)にて、拙歌も一首取り上げていただいています。

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立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨の分類ごとに、詩、短歌、俳句が散りばめられています。
私の掲載歌は以下。
春の日はきみと白い靴下を干す つま先に海が透けてる 陣崎草子
このページ、谷口広樹さんの絵と東直子さんの選がマッチして、素敵です。
静かに静かに、ひとりひとりの人間の目に映った春、書き留めた春の尊さに耽ることができます。
東直子さん、ありがとうございました。

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タグ:短歌

2018年11月14日

イベント:大阪、紀伊国屋高槻店 11月18日(日)、12月16日(日)

陣崎草子の故郷、大阪高槻の紀伊國屋書店さんにて。
『ウシクルナ!』(光村図書出版)と、『おしりどろぼう』(くもん出版)のイベントをやらせていただきます。
紙芝居や絵本の朗読、原画の展示、サイン会があります。
プレゼント応募企画に、その日特別に誰でも応募できるチャンスも。

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★『ウシクルナ!』紙芝居を読みます
原画展示、サイン会、プレゼント応募企画もあり
2018年11月18日(日)、13:30〜、14:30〜の2回

★『おしりどろぼう』絵本朗読をします。
原画展示、サイン会、プレゼント応募企画もあり
2018年12月16日(日)、13:30〜、14:30〜の2回

地元、高槻にてこのようなイベントを開催する機会を与えていただき、とても嬉しいです。
昔からずっと通っていた、紀伊國屋高槻店さん、本当にありがとうございます。
近隣のみなさま、ぜひ足をお運びいただけますと幸いです!

 
posted by 草子 at 18:58| 展示・イベント・講演など

2018年10月04日

おしりどろぼうワークショップ・おしりマグネット、ブローチ、おもちゃを作ろう!

絵本『おしりどろぼう』の発売を記念して、おしりワークショップを開催します。
おしりマグネット、ブローチ、おもちゃを作ろう! 
2018年10月20日(土)14時〜、10名様 @神保町・ブックハウスカフェ

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なんと、参加費無料で以下のような可愛くて不思議な「おしりマグネットやブローチ、水に浮かべて遊ぶおもちゃ」が作れちゃいます。
ぜひ、親子で、大人の方も参加してくださいませ!
※大人の方はカフェ代500円がかかります。

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こんなカラフルな、自分だけのブローチやマグネット、目立ちますね!
「なんだかへんなの」をみんなで作っちゃいましょう。

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↑なんと、水に浮かべて遊ぶこともできますよ。お風呂にもいっしょに入ろう〜。

当日、絵本をお買い上げくださった方にサイン会もしております。


★予約など詳細


□日 時:2018/10/20(土) 14時〜、1時間程度(13:45開場)
□先生:陣崎草子
□参加費:無料(大人の方はドリンクチケット500円の購入が必要です)
□対象:3歳以上のお子さまから大人まで
□予約:要(定員10名様)
(店頭/E-mail:yoyaku@bookhousecafe.jp/お電話 03-6261-6177)
※メールでご予約の際は必ず、件名に「10/20陣崎草子イベント」として、本文に「お名前フルネーム(よみがな)/お電話番号/ご参加人数(大人/子ども)」をお知らせください。
□場所:ブックハウスカフェ
〒101-0051 千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1F TEL 03-6261-6177 FAX 03-6261-6178 www.bookhousecafe.jp
 (東京メトロ半蔵門線&都営新宿・三田線「神保町」駅A1出口から徒歩30秒!)
・・・・・・・・・・・・・・・・
ふるってご参加ください。

★イベントに関するお問い合わせはブックハウスカフェさんまで。

 
posted by 草子 at 11:06| 展示・イベント・講演など

2018年10月03日

トークイベント:如月かずささん×陣崎草子@神保町ブックカフェ

如月かずささん × 陣崎草子トークイベント
〜「子どもの本」をかくということ〜
2018/11/9(金) 19:00〜20:30 @神保町・ブックハウスカフェさん

なんと、ぐいぐいご活躍の若手児童文学作家、如月かずささんとトークイベントをやらせていただきます。
ふたりとも、児童文学の冒険誌「飛ぶ教室」さんでの連載が本になったという共通点を持ちます。
私自身は、時間が許す限り、本音をしっかり語る場にしたいと思っています。
どんなトークになるのでしょうか。
ぜひご参加いただけますと幸いです。

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関西弁の“おっさんウシ”を筆頭に強烈なキャラクターが爆走する物語『ウシクルナ!』(陣崎草子 作/光村図書)と、6人の中学生の揺れる心が給食をきっかけに変わってゆく短編集『給食アンサンブル』(如月かずさ 作/五十嵐大介 絵/光村図書)の発売を記念したトークイベントです。それぞれの作品秘話はもちろん、絵本・児童文学・YAなど幅広い「子どもの本」の書き手であるお二人に、「子どもの本」への思いをお話しいただきます。

「子どもの本」のこれからは、いかに?

□日 時:2018/11/9(金) 19:00〜20:30(18:30開場)
     ※質疑応答、サイン会の時間を含みます。
□対 談:
 陣崎草子(飛ぶ教室の本『ウシクルナ!』作者/絵本作家/歌人)
 如月かずさ(飛ぶ教室の本『給食アンサンブル』作者/児童文学作家)
□参加費:1,500円
□予 約:要(店頭/E-mail:yoyaku@bookhousecafe.jp/お電話 03-6261-6177)
 ※ご予約の際には、ぜひ二人へのご質問をお寄せください。
 ※メールでご予約の際は必ず、件名に「11/9陣崎×如月トークイベント」として、本文に「お名前フルネーム(よみがな)/お電話番号/ご参加人数(大人/子ども)」をお知らせください。また、お二人へのご質問もお寄せください。
□場所: ブックハウスカフェ
 〒101-0051 千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1F TEL 03-6261-6177 FAX 03-6261-6178 www.bookhousecafe.jp
 (東京メトロ半蔵門線&都営新宿・三田線「神保町」駅A1出口から徒歩30秒!)
・・・・・・・・・・・・・・・・
ふるってご参加ください。

★イベントに関するお問い合わせはブックハウスカフェさんまで。

 
posted by 草子 at 06:16| 展示・イベント・講演など

2018年10月02日

イベント:10月21日(日)絵本作家と一緒にあそぼう!@蔵の図書館

2018年10月21日(日)千葉県の蔵の図書館さんにて
「絵本作家さんのおはなし会」&「絵本作家さんと一緒にあそぼう!」
というイベントに参加させていただきます。
絵本作家の竹中マユミさん、こばやしゆかこさん、陣崎草子の3人のユニットで行いますよ。
会場の「蔵の図書館」さん、とても素敵な場所です!

◎会場:蔵の図書館
http://machi-library.org/where/detail/2766/
◎蔵の図書館さんFB
https://www.facebook.com/storehouse.library
◎時間:1回目11時〜(あそびは11半頃〜)、2回目13時〜(遊びは13時半頃〜)
※詳細は蔵の図書館さんにお問い合わせくださいませ。

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竹中マユミさん、こばやしゆかこさんとは、一緒に作家を目指して切磋琢磨した旧知の中なのです。
今回、この3人のユニットでイベントができることをとても感慨深く喜びあっています。

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先日、3人でわいわいと集まってイベントの「あそび」の準備に、こんなものを作っていました。
宝物さがしチックな楽しいあそびをやりますよ。
ぜひぜひ、遊びに来てくださいませ。

 
posted by 草子 at 06:24| 展示・イベント・講演など

2018年08月03日

短歌ムック「ねむらない樹」Vol.1 小説寄稿

新しい短歌ムック「ねむらない樹」Vol.1
書肆侃侃房から刊行されました。
陣崎草子は掌編小説「脇とサイレン」を寄稿しました。

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編集委員:大森静佳、佐藤弓生、染野太朗、千葉聡、寺井龍哉、東直子
編集長:田島安江

ムック名は笹井宏之さんの短歌「ねむらないただ一本の樹となってあなたのワンピースに実を落とす」から取られています。
ずっしりと充実した内容です。
短歌にまつわる議論のはしばしにジェンダーの問題がよくあがっているように感じました。

私の掌編小説「脇とサイレン」は、核攻撃を想定した、国策によるJアラートの避難訓練を受ける女子中学生、百合の視点から、現在の時代の空気を描いた作品となります。

ぜひ手に取っていただけますと幸いです。

 

2018年07月07日

新刊『こだわっていこう』(村上しいこ・作、陣崎草子・絵、学研)

『こだわっていこう』(村上しいこ・作、陣崎草子・絵、学研)が刊行されました!

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村上しいこさんの作品の挿絵と装画を担当させていただきました。
村上しいこさんは、以前から、なんてなんて面白いお話を書かれるのだろう、と尊敬していた作家さんです。
人気作『れいぞうこのなつやすみ』を読んであまりに面白くてビックリしたものでしたが、その他にも学校の日曜日シリーズや、『ともだちは わに』から始まるともだちシリーズ、『とっておきの詩』など大好きな作品がたくさんあります。
そうかと思えば『うたうとは小さないのちひろいあげ』に始まる一連の短歌を題材にした、苦さの中にも笑いが散りばめられた爽やかな青春小説を書かれるなど、広い年齢層の心の機微を大胆にも繊細にも描かれています。

そんな村上しいこさんの物語『こだわっていこう』は、えるくんとそうまくんという二人の男の子のお話です。
えるくんはちょっと控えめであまり強く主張しないタイプの男の子。
そうまくんはこだわりが強くてときどきえるくんを困らせるけど、いろーんなことを知っている魅力的な男の子です。
そんなふたりの世界を、やわらかい筆致でこまやかに描いてくださっています。

本書の装丁デザインは城所潤さんがご担当くださいました。
細やかなところまで気を配って、素敵なあたたかいデザインにしてくださいました。

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ふわふわんとした印象で描いた、えるくん。

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えるくんの記憶の中のそうまくん。
そうまくんは「こだわりスイッチ」が入ると、周りが見えなくなることがあって……。

けんかもするし、時には事件だってあるけれど、どうしてなんだろう、やっぱり遊びたいって思う。
そんなお友達、私にもいました。
私は、えるくんタイプでもあり、そうまくんタイプでもある、という感じの子だったので、ふたりの気持ちがしみじみ伝わりました。
だけど、大人って時に、こどもたちの世界の大切な何かに気づかずに、大人の理屈でこどもを規定してしまうところがあるかもしれません。

本作『こだわっていこう』は、自分の気持ちをうまく言葉にできないようなこどもたちの心にすーっと沁み入るのではないかしらと思うと同時に、大人に何かを気づかせてくれる物語でもあるように思います。

しみじみと長く深く、たくさんこども達、大人達に届きますように。
 
posted by 草子 at 22:49| 本の仕事・著作

2018年06月01日

新刊『ウシクルナ!』(陣崎草子・作、光村図書出版)

『ウシクルナ!』(陣崎草子・作、光村図書出版)
いよいよ悲願の刊行となりました!
こどもも大人も、たくさんの人にぜひとも手に取ってほしい関西弁をしゃべる「おっさんウシ」の爆笑ストーリーです。
★特設サイト
http://www.mitsumura-tosho.co.jp/webmaga/ushi/detail01.html

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装丁デザインは城所潤さん。キンキンのピンクで激しさ爆発のかっこいいデザインにしてくださいました。
めちゃめちゃ気に入ってます。城所さん、ありがとうございました!

大喜利プレゼント企画開催中です
みんなの「うちに突然来たら,困っちゃうよ〜」大募集!
http://www.mitsumura-tosho.co.jp/webmaga/ushi/detail00.html
『ウシクルナ!』の発売記念企画として,読者をはじめ多くのみなさまから「うちに突然来たら,困っちゃうよ〜(でも,おもしろいな)」と思う作品を募集します。
ご応募いただいた作品は『ウシクルナ!』特設サイトで随時発表し,その中から特におもしろい4名の方には、プレゼントが!

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本の中に挟み込まれた↑のハガキや、サイトからプリントした応募用紙で応募することもできます。

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こんなシートにあなたの「大喜利ネタ」を描いて送ってくださいね。
書店さんなどでのワークショップ開催のお問い合わせもお待ちしております!
お問い合わせ
光村図書出版 第三編集部 出版課 「ウシクルナ!」係
Tel:03-3493-3945


『ウシクルナ!』ってどんなお話?

小学4年生の男の子、四葉四郎くんの家に、突然、謎のおっさんウシがやって来た!

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四郎くんは、父ちゃん、三段界さん、栃乙女レラミ、霊能者の桂川ボンドさんなど強烈なキャラクターたちと共に日本一のバンドを目指すことになって……。

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予想を裏切る展開の連続。
貧乏を吹き飛ばすウシのパワーが爆発して、四郎くん大迷惑! という物語です。
たくさんの人にこの物語に出会って、笑って、スカッとして、嫌なことがちっぽけに思えてくるような、そんな気持ちになってもらえたらと切に願っています。

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書店さんに手作りPOPもお配りしています!
そんな強い思いから、手作りのPOPも作成しました。
出版社さんからも送付してもらえますので、手作りを置いてやろうという書店さんは、ぜひ、光村図書出版さんにご連絡いただけますと幸いです!
出版社さん作成のプレゼント企画用のPOPもあるようです。

http://www.mitsumura-tosho.co.jp/webmaga/ushi/detail02.html
光村図書出版 第三編集部 出版課 「ウシクルナ!」係
Tel:03-3493-3945

たくさんのこども達に笑ってほしいです。
どうかよろしくお願いいたします!
posted by 草子 at 07:07| 本の仕事・著作

2018年05月28日

新刊絵本『おしりどろぼう』(陣崎草子・作絵、くもん出版)

新刊絵本『おしりどろぼう』(陣崎草子・作絵、くもん出版)が出ました!
陣崎草子の作絵の絵本としては2作目になる絵本が、いよいよ刊行されました。
http://kumonshuppan.com/ehon/ehon-syousai/?code=29513

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ポイ〜ンと笑っちゃう、新しいおしり絵本の登場です。
くもん出版のくもん式の販売員さん数十名が試し読みしてくださったところ大ウケだったとか!
装丁デザインはアルビレオさんで、アルビレオさんもラフを読んだときに大いにウケてくださったそうです。
シンプルながら、随所にキュートさ満載の素敵な装丁にしてくださいました。感激です。ありがとうございます。

テキスト原稿を書いていたときからグツグツと笑っていました。
自分でいうのもなんですが、大好きな絵本ができました。

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なんだかにくめない動物たちをいっぱい描きました。
ある日、かばくんがパンツをはくのも忘れていそいで家を飛び出して行きます。
いったいかばくんは、なぜそんなにいそいでいるのでしょう? そして、そんなかばくんの、丸出しの素敵なおしりがねらわれる!?

おしりづかいコンテスト、プレゼント企画があります!

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(※画像はくもん出版さん企画サイトより)

『おしりどろぼう』の目玉企画としてコンテスト式のプレゼント企画があります!
http://kumonshuppan.com/naruhodo/oshiridorobou/
サンプルで載せてくださっているこどもたちの絵がすごーく楽しいですよ。ぜひ見てください。
絵本を読んで、はさみこみの「おえかきシート」に、自由に描いて送っていただくと、すてきな「おしりづかい」を陣崎草子&くもん出版編集部さんが選んで、なんと、陣崎の直筆原画など、豪華賞品をプレゼントします!

◎賞◎
最優秀おしり賞 :1名様
陣崎草子さんがあなたの「おしりづかい」を絵にしてプレゼント!
優秀おしり賞 :3 名様
陣崎草子さんがあなたの「おしりづかい」を色紙に描いてプレゼント!
すてきおしり賞 :30名様
陣崎草子さんオリジナル「おしりどろぼうノート」をプレゼント!

◎締め切り◎
2019年5月31日(金) 消印有効
*賞品の発送は2019年8月頃を予定しています。

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書店さん用に、こんな手作りPOPも作成して、書店めぐりをしています。
どうか、『おしりどろぼう』の応援をよろしくお願いいたします!

こどもも大人も、たくさんの人に笑ってもらえたらうれしいです。
ぜひとも書店で手にとってくださいませ!
 
posted by 草子 at 12:31| 本の仕事・著作

2018年05月25日

絵本『へんしん! モグネグネン』(イトウユーイチ・作、陣崎草子・文、ベネッセ)

絵本『へんしん! モグネグネン』(イトウユーイチ・作、陣崎草子・文、ベネッセ)

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ベネッセの「こどもちゃれんじほっぷ」の月刊絵本えほんばこより、『へんしん! モグネグネン』が刊行されました。
イトウユーイチ・作、陣崎草子・文、となっていますが、本作、少し変わった形式で関わらせていただきました。

イトウユーイチさんといえば、NHKのぷちぷちアニメ「ニャッキ!」などの作品が大人気のクレイアニメーションの監督さんです。
http://www.i-toon.org
そのイトウユーイチさんが、まずクレイによって絵を制作され、完成した絵に陣崎がテキストをつけるという、普通の絵本とは逆のパターンで作成されました。
まず「どんな絵本にしようか」という段階から、イトウユーイチさん、陣崎、編集者さんの三つ巴で絵本の完成像についてディスカッションしていきました。とても刺激的な時間でした。
そうして練り上げられた展開、構成は、さすがのイトウユーイチさん!
とってもチャーミングだけど、どこかスパイスが効いていて、しかもクレイアニメーションのダイナミックな動きを感じさせるエンターテインメントにあふれた絵本となっています。
粘土という特質も存分に生かされていて、奥行きや立体感を感じ、触覚にふれてくる感じもたまりません。

ちなみに私、かつてほんの少しの期間、イトウユーイチさんのクレイアニメのスタジオで働かせていただいてたことがあり、そのときにイトウさんが、映画館で上映される作品「ノラビッツミニッツ」の試写に向かう電車の中で、私の絵の具まみれの手と、綺麗な格好をしたお姉さんを交互にさして「自分の手は汚れてて恥ずかしいと思うかもしれないけど、こういう手がクリエイターの勲章だよ」とおっしゃった言葉をずっと忘れずにいます。
作家として生きる決心と弾みをつけることになった大事な出来事のひとつです。

興奮まちがいなしの大展開連続の絵本です。
たくさんのこども達が、このチャーミングにしてダイナミックな絵本を楽しんでくれますように!
  
posted by 草子 at 14:32| 本の仕事・著作

2018年05月01日

鬼ヶ島通信 短歌連作「幾億のバネもつ子ら」

鬼ヶ島通信 50+20号にて、短歌連作「幾億のバネもつ子ら」を寄稿しました。
テーマは「バネ」という本誌では、そうそうたる作家の方々が自由な創作を寄稿されています。
http://onigashima-press.com

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短歌

青嵐 五体に埋まる幾億のバネぎちぎちと鳴らす少年

旗手たれと育てし親を憎みつつけれど時代の先端を跳ぶ

ちからちからちからをなんにももってないことのうれしさここに埋めとく

識るほどにふかかいであるあらそいのほしにうまれて土喰えば甘い

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〜極めて無責任に、国家の滅亡を待ち望んでいる〜


短歌は通常、小説などとは違い、編集者さんからの修正案や添削を受けることはなく、独りの作業となることが多いのですが、今回は物語の編集者さんだったこともあり、初案から「もう少し〜に」という感じで押し戻しの提案があり、そのために返って、ぽんっと飛躍するような状態がありました。
短歌は私にとって散文と比較すると非常に燃費の悪い文芸で、たった31文字を表すのに一週間も頭をひねる事もあります。
今回も一週間首をひねっても上手くひねり出されなかったものが、編集者さんの一言という刺激を受け、一瞬は「むむむ、ダメ出しか......」とネガティブに受け取ったにも関わらず、するりと一首が、今度は1分ほどで出て来ました。

谷川俊太郎さんがトークイベントで「ダメ出しされると、むっと思うんだけど、良くなるんだよ、これが」とおっしゃっていた事を思い出します。
一緒にするのはおこがましい話ですが、そのときは谷川俊太郎さんでもダメ出しがあるんだ!? と驚いたものでしたが、編集者さんのくださる押し戻しの一言というものが、この連作においては、ぐいっとドライブを切り替えてくれる要因となりました。

佐藤さとるさんの追悼号でもある、とても読み応えのある本書、ぜひとも手にとってくださいませ。

2018年04月05日

私の絵本論@ 絵本は親子のコミュニケーションツールである、という考えについて

「絵本は親子の(大人とこどもの)コミュニケーションツールです」といった文言を見かけるたびに、私は「そんなバカな!」と思う。
この断言の中には、「こども」という存在が元来そなえている感受の能力の、その圧倒性を見損なっている態度を感じ、見るたび、胸がわななく心地がするのだ。「そんなバカな!」と。
少なくとも「そのようでもあれる」と述べるなら分かるが、こういう断定がまん延することを、一作家として見過ごせないように思う。

自分自身が幼子であったときの絵本との時間を、私は鮮明に憶えているけれど、絵本であれ、それ以外のどのような現象であれ、「そこにある世界」と「一対一」の出会いをし、その世界を受けとるとき、私は、たった3歳や5歳であっても(いや、3歳や5歳だからこそ)、大人たちによる介助や介入など、いっさい必要としなかった。
たしかに私は小さい肉体、小さい指しか持たなかったが、しかしその何十倍も大きく、かつ純粋度の高い心と魂をそなえていたので、たったひとりで、「そこに在るもの」を十全に味わうことができた。
大人の介入は、多くの場合、第一の「世界」との出会いにおいて、邪魔である。
なぜなら、「そこにある世界をそのまままるごと受けとめ、感じる」という能力において、ほとんどの大人は、決定的に「こども」という存在よりも劣るからだ。

大人は、この世界の万象と出会うこどもに、すぐに言う。
「あれは花だよ。○○という名前だよ」
「これは車だよ。走るんだよ」
(このようなことを、私自身、よくやってしまう)

私を含め、大多数の大人は「名づけ、分類、定義の世界」にどっぷり浸りきって生きてしまっている。
そのために大人は、「存在が、ただそこに在ること」「現象が、ただそのようであること」という、「ただ、在る」という状態に長く耐えようとしないのだ。
しかし、こどもは違う。
こども時代の私たち人間は、「花が、ただそこに在る」という、まじり気のない現象を、まったく純粋度を失わずに全身で受けとめることができる。
この神聖な能力は、すべての人間が携えて世に現れるが、それを、さまざまな「よかれ」の洗脳に後押しされて、「教育」「情操育成」などの文言を旗印にして、せっせと潰しにかかるのが、大人たちであり、社会である。

もちろん、たとえば花を見るときに、ひとりで見るのではなく、ふたりや複数で見ればこそ素晴らしい時間が得られる、という事実は充分理解しているし、絵本を媒体とした親子のコミュニケーションは、この「ふたりで花を見ること」と近い幸福な効果を生むだろうとは思う。
その部分を否定しようとは、まったく思わない。

それでも、人間がただの「ひとつの現象」として、同様に「ひとつの現象」である野の花と、一対一のまじり気のない出会いや対話をするとき、その花は、この世界に関する言語化しようもない圧倒的な「真なるもの」を伝えてくれる、あの他ととりかえのできない幸福な状態を、大人のみなさん、あなたがたはご存知ではないのですか?
そう問いたくなるのだ。

ひとつの花とひとり向きあうとき、空の星々とひとり向きあうときの、あの圧倒性のことを、私たちはみな心のどこかで知っているし、あの確かさを信じているではなかったのか。

我ながら残念だけれど、私自身、この「感性を鈍らせた大人」の一員だ。
しかし、その自覚があるからこそ、罪悪感に苛まれる。
絵本作家とかいったものの末端に並ぶというのに、「こども」という存在に方向づけをし、意のままに動かそうという大人たちの「意図」が滲む行為に、抵抗しなくていいのだろうか? と。

「コミュニケーションツールです」と言いたがるのは、大人の側のさまざまな自己都合の弁明を内包する言葉であって、純粋度の高い「こどもという存在の欲求」の核を突いているとは言えないと思う。
にも関わらず、この「親子のコミュニケーションツールである」という言葉は、商業主義の大通りで市民権を得て、我が者顔でのし歩く。
まるで新しく親となった人たちに、「絵本をこどもと読めば、良好な親子関係が築けますよ」とでも耳打ちし、薬の効能でもうたうかのように!

私は「コミュニケーションツール」を創っているのではないし、創りたいのではない。
私は「世界との対面の瞬間」を創りたいのだ。
そして「絵本」という表現は、「大人がこどもに楽しめる何かを与えてあげる」ための表現では、絶対にない、と思っている。

絵本の創造とは、大人という、社会に手なづけられてポンコツに錆びた存在が、「こども」という「世界についての優れた感受装置」としての圧倒的な存在の内に分け入り分け入りし、「完全であった状態」に帰還しようと試みる行為である。
堕落した大人は、こども性に帰還し、あの「全き万象」のことを思い出す必要がある。
少なくとも私にとっては、そのチャレンジが絵本という表現をやろうという動機であり、意欲の源泉となっている。

そして私たち人間は、「こども性」に帰還するという道をたどることで、「人間が、人類史においてどのような間違いを犯して来たのか」をたどる力をつけることができると考えている。
なぜなら、生まれたばかりのこどもは、いっさいの間違いを携えることなく、世に現れるからだ。

あの「真なる存在」への帰還を、創造という行為を通して、何度も何度も試みる必要がある。
そうでないと、私たちは「間違いを犯しつづける世界像」から、いつまでも脱却できない。
戦争や犯罪や差別が充満する世界を構築してしまった人間の、その過ちの解明に至れない。

絵本とは、人間の「帰還」のための、頼りなくもか細い、しかし必死の方法論のひとつだと考えている。
絵本に大きな力はない。
けれど、なけなしの努力やあがきは無駄にはならない。
どれほど少しずつであろうと、「人間の帰還の道」を、私は繋げていくつもりで創作をやろうと思っている。
タグ:絵本 絵本論
posted by 草子 at 18:28| 表現、その他についての考察