2016年03月27日

連載『ウシクルナ!』特設ページ

雑誌「飛ぶ教室」(光村図書)で好評連載中のお笑い童話
『ウシクルナ!』の特設ページを開設しました!

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http://www.jinsakisoko.com/ushikuruna/

連載のきっかけとなった「飛ぶ教室40号 童話特集」に寄稿した「特大にまちがってるサンタ」のお話が半分程度読めるようになっています。5分くらいで読めると思いますので、ぜひぜひ! 「あの、おっさんウシ」の登場秘話をご一読くださいませ。

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『ウシクルナ!』は、「飛ぶ教室」誌上で現在も連載中です。
なんだかメチャクチャっぽいキャラも新たに登場して、43号ではアパートのドアをバズーカで吹き飛ばされてしまった四葉四郎くん、いったいどうなるのでしょう。

ぜひ、「飛ぶ教室」本誌のほうも手にとっていただけますと幸いです。
 

2016年03月25日

装丁画・『短歌ください 君の抜け殻編』(穂村弘・著)

装丁画を担当させていただいた本が刊行されました。

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『短歌ください 君の抜け殻編』(穂村弘・著、KADOKAWA・刊)

本の雑誌「ダ・ヴィンチ」誌上で長期連載(なんと8年目!)されている人気コーナーの書籍化第三弾です。
歌人の穂村弘さんが、投稿された歌に評をつけておられます。投稿歌人の方々の中には活躍目覚ましい方も登場され、短歌の新しい門を開く才能が集まる場ともなっているようです。
装丁デザインは一巻、二巻に続き川名潤さんがご担当くださり、素敵なデザインにしてくださいました。

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今回帯に選ばれた、ほうじ茶さんの短歌は本のサブタイトルにもなっています。
ハッとする発見のある、妖しい愛の歌ですね。「抜け殻の君」には現実がにじみますが、「君の抜け殻」には非現実への憧れが輝きはじめることの不思議に気づかされます。「魂の抜けたような」という言い方がありますが、これはいったいどのような状態をさしているのか、言葉の意味の再考をせまられるようです。
現実的な苦労から鮮やかに逃げきってやろうとする悪女めいた感触もあり、しびれます。

興味深いのは、本書の中ではこの歌、穂村弘さんの評がずいぶんあっさりとしているんです。
最終的に本として編んでゆく過程で、歌の強さが浮きあがってきたのでしょうか。

また、『短歌ください』のもうひとつの特徴として、「お題」そのものに注目するのもおもしろいように思います。これらのお題にはおそらく、評者である穂村弘さんご自身の関心や問題意識が投影されています。
穂村さんは他のご著作でも、日常の細部(たとえばペンとか)から世界の全体像を探りだそう暴きだそうとする型の考察を見せておられるように思いますが、『短歌ください』では、関心のあるホットな題材を投稿者にむかって投げることで「現代を生きる人々には題材を通して世界がどう見えるのか」を眺め、それをご自身の考えにフィードバックされているところがあるのではないか、という気がします。

そういう意味で興味深いのが、「ブラジャー」のお題でしょうか。
この『短歌ください』に登場するブラジャーのお題の話は、穂村さんの対談集の中にも話題が出ていました。
また、実はこのお題が登場する前に穂村さんとお話することがあったさい、「ブラジャーのことがなんだか気になる」とおっしゃっていたことがありました。何が気になるのか、そのときは具体的に聞くことはできませんでしたが。
おそらく「ブラジャー」というものを「短歌」という箱に入れて徹底的に観察することで、この世界の謎がほんの少し解明される可能性があると思われるために、気になるのではないでしょうか。
解明される謎とは、ひょっとしたら「男女の非対称性」についてかもしれないし、「隠すという行為に隠されたなにか」であるかもしれないし、あるいは「あの丸い形状や装飾性に投影された社会構造」なのかもしれません。

考えてみると、原始的な部族ではそもそも「胸を隠す」という習慣自体ありません。
なにであれ「隠す」という行為が発祥する原初の段階には、人間という存在そのもののなんらかの秘密が封じられているように思います。
また「隠す必要」について、機能面での理由が容易に想像できる「パンツ」より、「ブラジャー」のほうにより、文化の発達にともなって後天的に現れだした人間の精神性を感じるようでもあります。
原始的な部族においても「下」は早い段階で隠しはじめたはずですが、「上」を隠すという発想は、社会性がなんらかの段階を迎えたことによって生じたのでしょう。
その「段階」とは、いったい何なのか。

このように「短歌」というものは、どうも私たち人間の生きている世界の「謎」を、一度「箱(定型)」に閉じこめることによって、その「素材(言葉)」に封じられた「この世界の秘密を少し解放する」といった機能もあるようです。
短歌という詩型は、箱の内部でなんらかの物理現象を生じさせるさせるためのブラックボックスになっているようでもありますね。なんとも興味深いです。

また、どうやらさまざまな表現ジャンルは、上記にあげた「短歌のブラックボックス機能」のように(短歌の機能はこればかりではありませんが)、個々のジャンル独自の機能特性を持っているようなのです。
私の属するジャンルでいうなら、絵には絵の、絵本には絵本の、児童文学には児童文学の、それぞれ特徴的な機能特性があります。これはいわば、ジャンルそれ自体から「このジャンルが持つ機能特性を活用することで解明し得る “この世界の謎" を追究せよ」と要請されているかのような働きをみせるらしく感じています。

「目は目のやり方によって、鼻は鼻のやり方によって、口は口のやり方によって、それぞれに世界を感じる」
そのようなジャンルごとの機能差、役割の差があることを、近ごろ強く認識しはじめています。

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今回の絵は、金色など発色の強い色もいろいろ使っているので、いつかどこかで原画を飾りたいなと思っています。


 
 
posted by 草子 at 05:44| 本の仕事・著作

2016年03月18日

新刊『らくごでことわざ笑辞典 犬も歩けば』斉藤洋・著、陣崎草子・絵、偕成社・刊

出ました! 人気の斉藤洋さんのらくごシリーズ第3段です。

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『らくごでことわざ笑辞典 犬も歩けば』(斉藤洋・著、陣崎草子・絵、偕成社・刊)
今回は「ことわざ」がテーマで、よく知ってることわざも、聞いたことのないことわざもどんどん出てきます。
頭がぐるぐるするような言葉あそびと謎かけと笑いがいっぱい。

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今作は、前作で主役をはった一郎くんと、その友だちの太郎くんのストーリー。
「たいほイッパツ!」Tシャツがトレードマークの、太郎くんの恋のゆくえを追っていきます。
ん……牛? 牛がどうかしたのかな? はてはて。

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「かまだ かまだ」と、なんだか謎のよろこび方をしているタヌキ。
編集のSさんと私のお気に入りのページです。

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そして! 本作でもまた「あの人」がなんだかんだと登場して活躍しています。
宇宙人になったりふんどし姿になったり、いつもいちばん忙しい「彼」です。

装丁デザインは前2作につづいて、山ア理佐子さんがご担当くださいました。
いつも本当に工夫いっぱいの楽しいキッチュな姿の本にしてくださいます。
本書もすみからすみまで愉快にシャレた本姿になっており、こどもたちもきっと楽しんでくれることと思います。

新学期の初笑いにぜひ、『らくごでことわざ笑辞典 犬も歩けば』を手にしてくださいませ。


 

ちなみに、シリーズ第一作の『らくごで笑学校』が、このほど増刷になりました!
ありがとうございます。
全国の小学校でたくさんの小学生たちが、くつくつお腹をかかえて笑ってくれていると思うと、とてもうれしいです。


 
posted by 草子 at 20:00| 本の仕事・著作

2016年03月15日

新刊『3日で咲く花』(偕成社)に「飛ぶ世代」収録

タイムストーリーシリーズ『3日で咲く花』に「飛ぶ世代」という掌編小説を収録いただいています。

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本書は日本児童文学者協会の編纂による、5名の作家の「3日間」をテーマにしたアンソロジーです。
執筆者は、白矢三恵さん、渡川浩美さん、加藤純子さん、小手毬るいさん、そして陣崎草子の5名。
緊張感のあるハイセンスなイラストは田中寛崇がお描きくださっています。
偕成社より刊行・公式サイトはこちら

私は「飛ぶ世代」という作品を寄せており、20枚の掌編ですが、けっこう気合いを入れて書いた作品ですので、ぜひぜひ! お読みいただけますとうれしいです。

 
 飛ぶ世代。
 君たちは、そう呼ばれる最初の世代になるかもしれない。



近未来、「特殊航空専科学校」という、航空部隊に入隊するための専科学校を受験しようとする中学三年の女生徒たちの3デイズキャンプの話を書きました。田中寛崇さんが、意志的な表情の少女たちをかっこよく描いてくださいました。
「国防」や「救命」、良心や正義とはなにかという葛藤の中にむかっていく若者たちの人生の、開演前夜といった風情のストーリーです。私の作品の中では、ハードな内容のものになっています。
本作で書いたテーマには、今後も取りくんで行きたいと思っております。

「時間」をテーマにした、このタイムストーリーシリーズはどの巻の装丁もオシャレで目を引き、とても人気のあるシリーズとなっています。どの巻から読んでも面白いですので、ぜひ手に取ってくださいませ。


 
posted by 草子 at 10:00| 本の仕事・著作

2016年03月10日

小学館おひさま「ずっといっぱい」魚住直子さん

小学館の「おひさま」4/5月号
魚住直子さんのお話「ずっといっぱい」の絵を描かせていただきました。

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表紙はたんじあきこさんの絵が目印。オシャレ!

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絵はお話の中に登場する「パンダねこ」です。
魚住直子さんといえば『園芸少年』などの長編小説も人気の作家さん。
もちろん私もよく作品を読ませていただいておりました。
なのでお話に絵をつけさせていただけるなんて、と、とてもうれしかったです!
女の子たちのこまやかな心の動きを春のやわらかな日ざしでつつむようなお話です。
ぜひ手にとって読んでくださいね。
 
 

2016年03月09日

企業季刊誌「波」表紙絵&インタビュー

テクニカルソリューションズ株式会社さん発行の季刊誌「波」Voi.2

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表紙絵を描かせていただき、インタビューも掲載いただきました。
表紙に登場する絵のタイトルは「Russes」

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※クリックすると拡大絵が見られます。

Russes(リュス=ロシア)からパリへ渡り、舞台美術や本の装丁画など商業美術で活躍しながら、商業的とはいいがたい幻想的な絵画を残したロシア・アバンギャルドの先駆的女性アーティスト、ナターリヤ・ゴンチャローワへの憧憬を絵にしました。

そして、こちらがインタビュー誌面。

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こちらの誌面データをちょうだいしたとき、飛び上がって喜んでしまいました。
すごーくキュートにデザインしてくださっているんですもの。
デザイナーは藤木まなさんです。
ふだんの私よりもぐっとさわやかな写真姿にしてくださったのは、カメラマンの奥山史歩さん。
そして、丁寧にインタビューしてくださり、簡潔かつ華やかな記事にしてくださった才女は、本誌の編集人でもある西崎文茄さん。
さらに、打ち合わせからインタビュー当日までお世話になった水上亜弓さんは、お会いした瞬間から、にこにこ笑顔の底にやけに胆が座っている感触とピカピカ感がにじんでいるのに驚いてしまい「な……なにかなさってるんですか?」と不躾にもいきなりおたずねしてしまいました。舞台女優さんをなさっているそうです。なるほど!

インタビューの日は社長の勝呂隆男さんといっしょに、西崎さん、奥山さん、水上さんがアトリエに来てくださったのですが、なんだか来られたみなさんの方に自分よりよほどキラキラ輝くエネルギーを感じてしまい、「おお……これからご活躍なさるんだろうなあ」と不思議な感慨をおぼえてしまいました。
小さなアトリエに力強く華やかなエネルギーをそそいでいただいたようでした。
インタビューを受けたのは私なのですが、むしろ私のほうが、記事にしてくださったみなさんの今後のご活躍を楽しみに感じています。
まことにありがとうございました。

ちなみに、当日インタビューを受けながら即興でライブペイントした絵はこちら。
なかなか大胆でおもしろい絵が描けました。

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「Russes」の絵のテーマとも近いですが、色彩の感応の不思議はいつまでも追いつづけたいと思います。
  

2016年03月01日

新聞連載開始『きいちゃんの草花探検物語』

毎日新聞関西版の「読んであげて」のコーナーにて、3月いっぱい連載が開始されます。
『きいちゃんの草花探検物語』 文と絵:陣崎草子、取材協力:保谷彰彦

毎日新聞社さんのウェブサイトでも読めるようですので、ぜひ、毎朝のちょっとした楽しみに読んでやっていただけますと幸いです。
http://mainichi.jp/yonde/

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タンポポが大好きな少女、きいちゃんが、犬のタオさんと猫のヤカさんと春の小径を散歩しているとちゅう、原っぱにはいつくばっているふわふわ博士と出会うことから物語は始まります。
運命的な「タンポポ友だち」として出会ったきいちゃんとふわふわ博士は、春の野に咲く花たちとふれあい、おどろきの草花探検に出かけることとなります。

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草花についての夢を語る自然科学者ふわふわ博士のお話を、ちっともバカにしないで、わくわくがあふれた目をしてきいてくれるきいちゃん。ふだんは難しい研究をしているふわふわ博士も、思わずこどもの頃の好奇心いっぱいの楽しい気持ちを思い出します。

本作は、草花散歩会をごいっしょしているタンポポ研究者の保谷彰彦さんと、かねてから「草花の不思議について、自然科学の本としても冒険物語としても楽しめる本をつくりたいね」と、企画をあたためていたものです。
きいちゃんやふわふわ博士、さわがしいタオさんヤカさんといっしょに、めくるめく草花世界への探検へでかけましょう。

どうぞよろしくお願いいたします!
 

2016年02月07日

2016年もよろしくお願いいたします。

2016年もあけてずいぶんたってしまいました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月からあれこれと〆切りにむきあっていたので、ブログがなかなか更新できませんでした。

2016年は、アンソロジー、挿絵本の刊行、新聞の連載、絵本など、また新しいお仕事に取り組ませていただいています。
春には長編作も刊行される予定です。
(たいへん楽しみな状況で進行しており、深く感謝)
それぞれに自分にとってとても大切な仕事となります。
小説、絵本、童話にも順次とりくんでいく所存です。
長編小説のための取材にもあちこちでかけています。

昨年は複数の作家や編集者さんと、ドイツとポーランドに行き、戦争史や現今の社会問題、それからアウシュビッツ収容所の見学におもむくなど、大きな出会いと経験を得た年となりました。

ドイツでは、難民の支援にあたっている方や、ユダヤ人迫害史を伝える活動をしている画家の男性(70歳代の方で、幼少期に黄色いダビデの星をつけたユダヤ人夫妻をご覧になたっとか)、その他国内の事前取材においても、難民問題の支援にあたる方など、他者の命を思いはかるさまざまの活動をなさっている方にお会いしました。
それらの方々からは、内面から生ずる人としての品位のようなものを感じざるを得ないものがあり、自己の小ささを改めて認識することとなったように思います。

日本でもドイツでも、母国に極めて複雑な事情を抱える方々とお会いすることとなりましたが、直接に人とふれあってみれば、過酷な背景とは独立した命の輝き、エネルギー、人間自体の根本的な美質におどろかされ、このような、人の探りがたい根のところに明滅する「命の美質」というのは、どのように言葉を尽くしても表し得ないことを思い知らされます。もちろん、表しきることが出来ない前提があればこそ、人は表そうとする行為をやめないのだとも思いますが。

ときおり、「なんということだろう」とあ然となるほどに、人(他者)が、美しく見えることがあります。
この体験がなんであるのかを、正確に知ること語ることはむずかしいようです。
ふと相対したその人の背後に、はるかなる時の流れを感得します。
膨大な時間が、目の前にいるその人の、今のほほ笑みに注ぎ込んでいるのを、否応なく理解させられるようなひとときがあります。
視覚ではない器官によって感知される情報の多さを思います。


昨年は、さまざまにお世話になった方のことが、心に強く浮かぶ一年でもありました。
受けたご恩について、決して忘れないように、と思っています。
仕事をすすめる合間の息つぎとしてこのような文章をしたためることについて、ご海容いただけますと幸いです。

人生も創作も、これからもっと変化してゆきそうです。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
 
posted by 草子 at 19:30| その他お知らせ

2015年11月03日

テレビドラマ原案小説「トランスフォーム×ハイスクール1彼女は有罪」

NHKの番組「オトナヘノベル」のドラマ原案小説を執筆しました。
http://www6.nhk.or.jp/otona/

ウェブ上で小説連載を読むことができます。
「トランスフォーム×ハイスクール1彼女は有罪」

番組の放送日は11月9日になります。
今をときめく若手の俳優さんやアイドルさんが、私の生み出したキャラクターを演じてくださるそうですよ。
「オトナヘノベル」は、10代の高校生のさまざまな悩みやトラブルを取りあげる番組で、番組のMCは篠田麻里子さんとヒャダインさんです。

「トランスフォーム×ハイスクール1 彼女は有罪」
クールジェントルな深見条くんはじめバンドメンバーの有本世利や原大元が、偶然動画サイトで見つけた歌姫を探します。
ある小さなヒントから、とうとう歌姫を見つけた条。歌姫の意外な正体とは? 
そして、コープス・メイクをしていた歌姫の、過去に隠された真実とは?
中高生のみなさんはもちろん、大学生や大人の方も読んでいただけますと幸いです。
ヤマウチシズさんが素敵なイラストを添えてくださっています。
小説を味わってからドラマにのぞむと、「ほうほう」感があるかと。

自分の小説がドラマになるなんて初めてのことで、すごく楽しみです。
小説と番組、両方どうぞよろしくお願いいたします。
 

2015年11月01日

新刊『つくしちゃんとすぎなさん』まはら三桃・作、陣崎草子・絵、講談社・刊

新刊がでました!
『つくしちゃんとすぎなさん』まはら三桃・作、陣崎草子・絵、講談社・刊

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毎日新聞の西日本版で連載されていた物語が本になりました。
作者は次々に魅力的な話題作を生み出している、坪田譲治賞作家のまはら三桃さん。
大好きなあこがれの作家さんです。
本作の打ち合わせで、まはら三桃さんが「自分の中の”かわいい”を注いだ」とおっしゃっていて、わたしもつくしちゃんのかわゆさにノックアウトされていたので、「では、かわゆいピンクな表紙にしましょう!」という話になりました。
そして描き上がった表紙の絵は、自分でも「わあああ」と踊り出してしまうほどかわいい絵が描けたと思っていて、ひそかにとても気に入っています。
(原画の色が、ふわふわしてていいんです。ぜひどこかで原画飾りたいなあ)
ブックデザインは脇田明日香さん。とてもチャーミングな姿にしてくださいました。

物語は、つくしちゃんが友だちのるなちゃんから「あのツタの絡まった家には悪い魔女がいるらしい」とささやかれるところから始まります。

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お母さんがイギリス人のつくしちゃんは、グリーンの瞳をぱっちり開いて、お庭のむこうの「ある人」の正体をたしかめようとします。

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悪い魔女ってほんとうかな?
魔女って、すごーく痩せてるか、すごーく太ってるかのどっちからしいけど……。
やがてつくしちゃんは「名前がちょっとおそろい」であるすぎなさんと出会います。
すぎなさんは、魔女? それとも……。

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うーん? はてはて? となにかの謎について考えているようすのつくしちゃん。

つくしちゃんとすぎなさんを、いじわるな町会長さんや犬の光次郎、それにかわいい弟のふうちゃんや「ですます」調でしゃべるイギリス人のママ、お友だちのるなちゃんといった人々が囲み、物語はやさしくもときにユーモラスに、ときに切なく進んでゆきます。
物語に登場する、すぎなさんのお庭のさまざまな植物と、その料理法や意外な使われ方も楽しいです。

あたたかくて、やわらかくて、すこしさびしくて、おいしい。
そんな『つくしちゃんとすぎなさん』の物語、ぜひ手にとってくださいませ。



 
 
posted by 草子 at 00:00| 本の仕事・著作

2015年10月31日

★新連載★ ウシクルナ!

なんとなんと、雑誌「飛ぶ教室」43号から、陣崎草子の新連載がはじまります!
http://www.mitsumura-tosho.co.jp/shohin/tobu/book_t043.html

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タイトルはその名も

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「ウシクルナ!」です。
「飛ぶ教室」の40号の童話特集に寄稿し、爆笑をはくしたとウワサのような幻聴のようなものが聞こえる、あの「特大にまちがってるサンタ」に、登場したサンタクローウシこと、ウシ。
あの図々しいおっさんウシが、なんとそのままずっと「ぼく」の家に居すわっていたのです!

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ガビーン、ウシ、いる!
蹄でごりごりと頭を押される上にボヨンとした謎の巨大なものを顔にのせられる「ぼく」こと、四葉四郎くん。
朝目覚めるたび、やっぱりウシがいることに衝撃と絶望を感じながらも、めげずに激しいツッコミでウシを攻撃していきます。

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「ウシクルナ!」については、近く特設ページを開設して、記念すべき第一回の「特大にまちがってるサンタ」を、少し読めるようにする予定です。
新連載「ウシクルナ!」を、どうぞよろしくお願いいたします!



 

2015年09月29日

【新刊】絵本『おこめようちえん』苅田澄子・作、陣崎草子店・絵、講談社・刊

新しい絵本が刊行されました。
『おこめようちえん』苅田澄子・作、陣崎草子店・絵、講談社・刊

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食べものが主人公の楽しい絵本をたくさん書いてらっしゃる、苅田澄子さんとの絵本です。
苅田さんの絵本は『いかりのギョーザ』や『じごくのラーメンや』など、いつもユーモアと大胆な冒険にあふれています。
本作は、そんな苅田さんの、食の決定版「お米」の絵本です。
もみがらのお米たちが、立派なお米になるために田んぼのそばの「おこめようちえん」にかよいます。
こがめもちくんや、あきたこまちちゃん、こしひかりくんなど、いろんな銘柄の個性的なおこめたちが、田んぼの周りに暮らすいろんな生き物先生に見守られ、泣いたり笑ったり怒ったりの日々をすごします。

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おこめようちえんでは、「おこめらしいあそび」をたくさんしますよ。

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運動会もあります!
おこめの運動会は、ふつうの運動会とは一味ちがいます。
そして、元気に楽しんでいるお米たちと先生たちのもとに「おそろしいアイツ」がやってきます。
お米たちはピンチをどうやって切り抜けるのか!?

さて、いろんなことがあった「おこめようちえん」
卒業した生徒たちは、それぞれどんな道を歩むのでしょう。

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「お米ってこんな食べ物にもなるんだ〜」
という美味しそうな食べ物もいっぱい描きました。

いまや世界中で親しまれている、食卓の主役、お米。
そんなお米が、はじめはどんな姿をしているのか、どんな環境で育つのか、そして、どういう種類のお米がどんな食べ物になるのか、といったあれやこれやを、お米たちのようちえん生活を通して楽しく知ることができます。

苅田澄子さんの物語はとってもユーモラスで大変化に富んでいます。
こんころりんのかわいいお米たちを、たくさん、楽しく描きました。
ぜひ、手にとっていただけますと幸いです。



 
posted by 草子 at 11:53| 本の仕事・著作

2015年08月07日

新刊『YA!アンソロジー 秘密』講談社

『YA!アンソロジー 秘密』(講談社)が刊行されました。
著者:小林 深雪  片川 優子  陣崎 草子  みうら かれん  安田 夏菜
絵:牧村久実

私は「秘密」をテーマに、短歌を題材にした「咲き誇れ」という中編を執筆しました。

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「咲き誇れ」は、歌人の枡野浩一さんの短歌との出会いがきっかけで交流が始まる、中学一年生の朝川朱里と、中学三年生の天川蒼一の物語です。

だれからも愛されないということの自由気ままを誇りつつ咲け  枡野浩一

物語は主人公の朝川朱里が、枡野浩一さんの歌集『ハッピーロンリーウォーリーソング』(角川書店)を図書室で手にし、歌集に収められた上記の一首に衝撃を受けるところから始まります。
朝川朱里と天川蒼一は、この歌集に短歌を書いた紙をはさみ、返歌を送りあいます。お互いを知らない者同士の「秘密」の交信。けれど、ふたりには何か他にも、人に明かしていないなんらかの事情があるようで……。

作中では、歌人の穂村弘さんの歌、『短歌ください』に掲載の冬野きりんさんの歌も引用させて頂いています。
また、天川蒼一の歌には、私、陣崎草子の歌集『春戦争』から、いくつかの歌を引きました。

何故生きる なんてたずねて欲しそうな戦力外の詩的なおまえ   天川蒼一(陣崎草子)

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牧村久実さんが、とても素敵な絵を描いてくださいました。
カバー裏の両サイドの二人が、朱里と蒼一です。
ふたりの中学生男女は、短歌を通してどのような心を交わしあうのでしょうか。

本書は小学校高学年〜中学生を読者対象としたエンターテイメント小説です。
私自身、小学校四年生くらいの頃に、氷室冴子さんが古典の「とりかえばや物語」を小説にしたコバルト文庫『ザ・チェンジ』に夢中になり、小説読書の扉を開いてもらいました。
本書が、今の小中学生のみなさんにとって、短歌の面白さへのいざないの扉となればよいなと思って書きました。

他の執筆陣のみなさんの作品もとても面白く、また、それぞれの作中の人物が少しずつ交錯し合う様子も楽しいです。
ぜひぜひ、手にとってくださいませ。


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「咲き誇れ」の扉絵は、分かるひとには分かる、枡野浩一さんの歌集の一頁のイメージです。
読者のみなさんが、本当に図書室や本屋さんで枡野さんや他の歌人さんの歌集に出会ってくださいますように。
あなたの学校でも、秘密の交信がはじまるかもしれません。



 
posted by 草子 at 09:03| 本の仕事・著作

2015年07月27日

【イベント】おばけ☆おばけ☆ファッションショー

8月1日(土)品川区立ゆたか児童センターさんで
おばけのファッションショーのイベントが開催されます。
児童文学作家の田部智子さんと講師として参加します。
ユニークなおばけをいっしょに作りましょう!
『おむかえワニさん』の幻灯朗読もします。

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【開催詳細】
おばけ☆おばけ☆ファッションショー
8月1日(土)午後1:30~4:30 先着30名
対象:乳幼児親子、小学生、中高生
会場:品川区立ゆたか児童センター
お問い合わせ:03-3786-0633
参加対象は原則、品川区民ですが、
区外であっても希望者が少数であれば参加可能かも、とのことです。

どんなおばけが見られるかな?
ご参加お待ちしております。
いっしょに夏のおばけたちと遊びましょう。
 
  
posted by 草子 at 16:10| 展示・イベント

2015年07月22日

制作進行中:絵本、挿絵、アンソロジーなど

制作まっ最中の作業風景です。

食べ物の絵本が大人気の苅田澄子さんとの絵本
『おこめようちえん』(講談社)9月の新米の時期に刊行予定です。

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ユーモラスな生き物の先生がたくさん出てきますよ。
どじょうのにょろ先生のむっちり顔、気に入っています。

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小さなこんころりんたちが、おこめようちえんで楽しい時間をすごします。
わたしたちの生活に欠かせない「お米」が、食べ物になってわたちたちの口に運ばれるまで、いったいどんなふうに過ごしているのか?
「お米」ってどういうものか、楽しみながら知ることのできる絵本です。
苅田澄子さんの絵本はどの絵本もユーモアがあって、とっても楽しいです。
『おこめようちえん』も、ようちえんや、生き物たちや、みんなで遊ぶ楽しさがつまっています。
どうぞお楽しみに!


それから、坪田譲治文学賞作家のまはら三桃さんとの本『つくしちゃんとすぎなさん』も制作進行中です。
こちらは毎日新聞で連載の童話の単行本化。

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描きかけのつくしちゃん。この後、背景を描き込んでいきました。

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チェックパターン。原画はとても綺麗な色合いで、我ながら描いていて嬉しくなっちゃいました。

まはら三桃さんの「自分の中の乙女成分をぶんだんに描いた」の言葉に触発されて「絶対かわゆい本にするぞ〜」と張り切った表紙の絵、デザイナーさんが原画を見て「これはすばらしくなりそう!」と言ってくださったとか。
こちらは初秋に刊行の予定です。

その他、8月初旬には、YAエンターテイメントからアンソロジー書籍が刊行されます。
短歌をテーマにした中学生男女の物語を執筆しました。
こちらは、詳細はまた後ほどじっくりと。

という訳で、毎日張り切って制作三昧の日々を過ごしています。
執筆の方もあれこれと進めております。
8月中に長編一本、9月にもう一本、なんとか頑張って上げたいと思います。
お待たせして、たいへん申し訳ありません。
妖しくも笑える短編連作集も、編集者さんと二人三脚で鋭意執筆中です。

さらに、これは刊行はかなり先になりますが、さるアンソロジーに短編を寄稿しました。
けっこうハードな短編で、何人かの方にすでに原稿段階で読んで頂いていますが、好評です。
自分もようやく「面白い!」と言ってもらえるものを、書けるようになってきたかな、「書く筋肉」が少しずつ鍛えられてきたかな、と、最近ちょびっとだけ思えるようになってきました。
この短編については、長編の企画化も進んでいおり、時節を投影したハードな内容でもあるので、しっかり取材を進めたいと思っております。

また、連載も2本はじまります。
こちらは、はちゃめちゃ爆笑童話を書いていく予定です。
なにかとたいへんなことも多いこどもたちに、おおいに笑ってもらいたいなと思っています。

一歩ずつ、なんとか制作を進めてゆくべく、精進したいと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
  
posted by 草子 at 09:43| 作業風景

2015年07月01日

「絵本のいま 絵本作家2015-16」に掲載

玄光社さんの「絵本のいま 絵本作家2015-16」に作品を掲載いただきました。
玄光社さんの詳細ページはこちら。

また、掲載ページのPDFをダウンロードできるようにサイトにアップしています。
http://www.jinsakisoko.com/jinsakisoko_ehon.pdf
陣崎草子の絵の活用についてご相談いただく際など、自由にプリントアウトしてご使用ください。
(絵を無許可で商業利用することはご遠慮ください)

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絵は、『おむかえワニさん』(文溪堂)
『おかめひょっとこ』(作・最上一平、くもん出版)の絵をのせています。
自分でいうのも何ですが、私のページ、けっこう迫力あるなあ。
最近、ようやくちょっとは面白い絵を描けるようになったきたような気がしています。
でももっともっと変化して、もっと多様に面白くなってゆきたいです。
引き続き、お仕事のご依頼をお待ちしております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

なお、”2013-14年 この1冊”のコーナーでは、『まばたき』(穂村弘・作、酒井駒子・絵、岩崎書店・刊)について書いています。

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タグ: 絵本

2015年06月30日

小林一茶の俳句

登龍館さんの月刊絵本「仲良し文庫」

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俳句のコーナーにて、小林一茶の俳句に絵をつけました。
詳細は登龍館さんのウェブサイトで見られます。

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「夏山や 一足ずつに 海見ゆる」など二句です。
夏らしい陰影の清々しい絵を描けたと思っています。
ぜひご覧くださいませ。
 

2015年06月25日

『ユッキーとともに』が読書感想画コンクール課題図書に

『ユッキーとともに』最上一平・作、陣崎草子・絵、佼成出版社・刊
静岡県のなつやすみ読書感想画コンクール課題図書に選定されました。

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『ユッキーとともに』は小学校3、4年生の部に選定されています。
夏休みに『ユッキーとともに』を読んだ3、4年生のみなさんが、物語の内容や感想を絵にしてくださるとのこと。
『ユッキーとともに』の物語には、印象的なシーンがたくさん出てくるので、どのような絵が飛び出すのか予想がつきません。小学生のみなさんが、『ユッキーとともに』をどんなふうに絵にしてくださるのか、めちゃくちゃ楽しみです!
ぜひとも、夏休みの気分満点の『ユッキーとともに』を読んで、コンクールにチャレンジしてくださいね。

ちなみに担当編集者のFさんは『ユッキーとともに』を選んでくれた方はみんな「ギューってしたい!」と言っておられました!
私も『ユッキーとともに』を選んでくださったみなさんに、応援エネルギーを送りたいと思います。
物語を楽しんで、物語の世界を絵にする楽しさを感じてくださいね。
 
 
posted by 草子 at 15:00| 展示・イベント

2015年06月23日

『もどれっ!ルイ』増刷決定

『もどれっ!ルイ』矢部美智代・作、陣崎草子・絵、国土社・刊
増刷されました。
国土社さんの詳細ページはこちら

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茶色の子犬ルイと少年の切ない物語。

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ルイのいろんなポーズのカットがたくさんのってます。
たくさんのこども達の手に届きますように。
どうぞよろしくお願いいたします。

 
posted by 草子 at 00:00| 本の仕事・著作

2015年06月17日

インタビューとパラレル宇宙

先般、とある季刊誌の方々がインタビュー取材にアトリエを訪問くださいました。
画像はそのとき撮影用の見せ絵として短時間で描いたもの。
無心に筆を動かしていても、なぜか身体的に心地よい地帯を探るという、人間の色彩感覚の不思議を思います。
こういう派手な画面の絵本もいつか描きたいと思っています。

インタビューしてくださった方々の命がピカピカと輝いて見えるという不思議な時間でもありました。
人ってそれぞれ美質が外部に顕れているみたいです。

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インタビューでも「素粒子が云々」「私たちはみんな粒子」などとまたもや観念的なことを述べてしまいましたが、ちょうど科学誌「ニュートン」の最近の号でも素粒子物理を元にしたパラレル宇宙の概念や、パラレル宇宙に存在する「あなたとまったく同じ素粒子配列の存在」について書かれています。つまり「あなた」とまったく同じ組成の人間が、別の宇宙に存在する可能性がある、と科学者が述べているのです。

雑誌「ムー」じゃなくて「ニュートン」でパラレルワールドが議論される時代になってきたのですね。この記事の内容が、自分自身の体感とも親和性があり、非常に興味深く読みました。

科学って慎重な分野である点が好ましいけれど、芸術家などの感覚鋭敏の者が天来のインスピレーションとして受け取る察知を、後追いしているという側面も、やはりあると思います。
科学者でも直感力に優れた人は、詩人と似たような性質を持っていると感じることも多いです。

多くの人々がまだ気づいていない、あるいは薄々感じているけれど明確にできていないものを「発見」する能力は、一見するとまったく関連性が無いように思える離れた存在や事象のつながりを見抜き、その関係性の芯を暴く力、解き明かす力と通じます。
詩歌の世界ではこの能力が非常に大きなウェイトを占めると思います。隠喩表現など、意味を正確にたどれなくとも、人々の腑に落ちたり衝撃を与えることがあるのはそのためではないでしょうか。
詩歌を読んでいると「うまく言えないが知っていた気がすることが書いてあり衝撃を受けた」という表現に出会うことがあります。これはその書かれていることが、「まだ全貌を解明はされていないが、この世界の誕生のときかそれ以前からある何らかの理」を、不完全であれ暴き、指摘しているために、受け手は衝撃を受けるのです。「おまえは知っていたはずだ」と鋭く指摘を受けるから、ハッとするわけですね。
私はときおりこのように考えます。
私たちは本当には「すでにすべて知っている」のかもしれないと。つまり「発見」とは、実は「思い出す」という行為であるのかもしれません。なぜなら詩歌は、「すでに知っていた気がすること」をこそ、新しく知らせてくれるように思うからです。

詩歌人は目に見えない「この世界の関係性の糸」をたぐる能力のある、超感覚の持ち主ともいえると私は感じています。重要な発見をする科学者もまた、平凡な日常風景の中から、まるで透視能力でもあるかのような直感で、科学的な発見の「カード」を引き抜いてくる、といった性質があるように感じています。
もちろん、毎日の地道な研究が重要であることは十分に理解しており、科学であれ芸術であれ、直感力と同等かそれ以上に修練や蓄積の力が大きいことは、体感としても心得ているつもりです。



 
posted by 草子 at 11:52| 作業風景